リベンジ成功!「とうふの比嘉」のロゴマーク?
昨年暮れで停まっていた「石垣島旅」の続きを、やってしまおう。
ちょうど1か月前の日付からのリスタートになるし。
それにしても、年末年始十日足らずの間に感染状況が偉いことになってきた。
この分だと、25日からの沖縄旅行は諦めるしかなさそうだ。
(キャンセル料20%は痛いけど・・)
2021年12月8日(水) とうふの比嘉~みんさー工芸館~宮良川ヒルギ群落
朝7時半過ぎ起床。支度を済ませ、すぐレンタカーで出発。
ツアー料金に含まれていたホテル内朝食をブッチして
昨日の昼、肘鉄を食らわされた『とうふの比嘉』へと直行する。
石垣市中心部を北へ抜け、車を走らせることおよそ10分。
サトウキビ畑の間を突っ切る細い道を通り、今度こそ営業中の店先に到着した。
朝日の当たる家。今度こそ営業中の「とうふの比嘉」だ。
オープンテラス風の店内は満員・・というほどではないが
脇に設けられた入口手前に、順番待ちの先客が3人ほど座っていた。
さっそく最後尾?に並び、眩しい朝日に顔をしかめながら待つこと7~8分。
コロナ対策で仕切りを立てたテーブル席の片側へと、案内される。
ふたりとも注文したのは、ゆし豆腐セット(大)。
もちろん豆乳(無料)も付けてもらう。
調理場、というより工場入り口。「手作り60年」の文字がシブい。
たまたま座った場所が、客席のいちばん奥まったところで
すぐ右が、理場・・というか、とうふ工場部分の入り口になっていた
おかげで調理(盛り付け)する様子が、よく見えた。
ホントに「とうふ工場の一角に造った店」で
工場で働く人が、まんま店員を兼任している感じだった。
そうこうするうちに
「はい、どうぞ(だったかな)」と、目の前に置かれたのが
こちらの「ゆし豆腐セット」。
シンブル、イズ、ベスト・・とはいかんかった。
メインキャストは、どんぶり一杯に詰まった、できたてのゆし豆腐。
他は茶碗一杯の白飯と、コップの豆乳、タクワンふた切れ。
めちゃくちゃ素朴でシンプル。
確かに、ゆし豆腐は絶品。豆乳もコクがあって旨い。
しかもこれで450円なのだから、文なんぞ言えないけれど・・
ぶっちゃけ・・ご飯のおかずが、足りない。
白飯のアテになるのは、少量のふりかけ(オカカ)と、ふた切れのタクワンのみ。
そりゃ、ゆし豆腐に醤油をかけちまえば、〈ごかんのおかず〉にはなるが
なにより味わいたい"豆腐の風味"が殺されてしまう。
結局、なけなしのタクワンをチビチビ齧り、なんとかお腹に収めた。
う~~~ん。
なんか、いまひとつ物足りないなぁ。
と思って、お品書きを斜め読みしてみると。・・あ!
「卵焼き」と「漬け物」がしっかりついている
『お年寄りゆし豆腐セット』というメニューがあるじゃん!
しかもお値段、たったの350円。
若い人には少々抵抗ありげなネーミングだけど
還暦オーバーの我らならば、胸を張ってオーダーできる。
よし。いつになるかはわからんが
次は『お年寄りゆり豆腐セット』で、再リベンジだ!
ともあれ、朝の9時前にして、本日最大の目的を終えてしまった。
この3(2.5)日間で、石垣島の主な観光スポットはクリアでしていた。
なので正直この4日目は、レンタカーを使わず
だが、"せっかくのレンタカー"なる貧乏性に加え
"あと何年レンタカー観光ができるだろうか"という
ドライバー(相方)の未来を考えた結果。
島巡りは〈二人とも元気だったら)何年後になっても楽しめる。
4日目も、石垣島をくまなくドライブするべし!
――てな方針に決定したのだった。
とりあえずの目的地は、石垣島最北端の平久保岬。
島本体よりも長く、東北方向にびよーんと伸びた半島の突端だ。
・・ていうか、回ってないエリアはその周辺だけだった。
いやいや、その前に・・。
今回のツアーには、「おみやげ」が付いてたんだっけ。
中心部からやや北東の観光施設、「みんさー工芸館」に行けば
伝統工芸「八重山みんさー織のしおり」がもらえるという。
明日は立ち寄る余裕がないので、ゲットするなら今日しかない。
"タダより安い物はない!"がモットーの我らは
さっそくカーナビを、「みんさー工芸館」にセットしたのだった。
ではでは、またね。
「みんさー工芸館」の展示室。意外に(と言ったら失礼か)良かったよ!