「さかなクンギャラリー」にハマり「花倶楽部」で遊ぶ 房総半島ふたり旅 2022.1.26-28 3日目(2) 渚の駅たてやま⇒道の駅おおつの里「花倶楽部」

2022年1月28日(金)野島崎⇒渚の駅館山⇒花倶楽部⇒自宅

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    本日のメインイベント、「さかなクンギャラリー」へようこそ!

 

さて、次はお昼ご飯だ。

口の中に残った芳醇なピーナッツの香りを噛み締めつつ、次の目的地へ。

JR館山駅前の無料駐車場まで、ほんの数分。

そこから歩いてすぐの駅前通りに、目指す店があった。

「館山中村屋」という地元のパン屋だ。

気取らぬ普段着のバンがずらりと並ぶ棚から

迷った末、エビカツパンと小豆クリームパンんでテイクアウト。

さめないうちに?と、急いで車まで戻り、もうひと走り。

 

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         館山駅前。花と椰子の木が、南国ムードを演出。

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         地元で愛されるパン屋さん。安心&満足の味。

 

着いたところは、館山湾を臨む「渚の駅 たてやま」。

パンとお茶の入った袋を手に、2階へと続く階段を登ってゆく。

「海が一望できる」と書いてあった展望デッキをオカズに

お昼ご飯をパクつくのだ。

海に向かって設置されたベンチのひとつを占拠し

ポカポカ降り注ぐ陽射しを浴びながら、絶景ランチを満喫した。

 

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          展望デッキの特等席で、陽だまりランチ。

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       何度も同じルートを飛んできた、ヘリコプター。

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      対岸のやや右寄りに、海上自衛隊館山基地がある・・はず。

 

食事中、何回もヘリコプターが飛んできては頭上をひとめぐりしてゆく。

なんだろう? と思って地図を調べると

・・おお、海上自衛隊の館山基地があったぞ。

ヘリコプターの発着訓練が行なわれていたのだった。

あたりの雰囲気がのどかなせいか、遊覧飛行にしか見えなかったけど。

 

さて、おいしいバンでお腹を満たした後は

いよいよ「渚の駅」のメインイベント。

隣の建物で常設展示されている、『さかなクンギャラリー』へGO!

 

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    壁面にも魚たちが泳ぐ「海の博物館(さかなクンギャラリー)」

 

区役所のようなエントランスをまっすぐ進み

右に曲がると、そこはもう"さかなクン"ワールド!

1・2階の吹き抜けスペースいっばいに

さかな君自筆のイラストや紹介文

関連グッズなどがひしめきあっている。

・・これは、すごい!!

 

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         この"ゴチャゴチャ感"が、たまらない!

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        館山の海をイメージした?巨大な壁画

 

入場無料とはとても思えない充実の展示に

しばし歳を忘れて見入ってしまう。

少なくとも今回立ち寄ったスポットのなかでは

ダントツのインパクトだった。

 

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        さかなクン"画伯"の筆が冴える、フグの見分け方。

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         まる子の「応援イラスト」に、胸がジーン・・

 

すっかり満足して車に戻ると、すでに2時半を回ったあたり。

あとは、まだ行ったことのない道の駅でに立ち寄りつつ

房総半島を北上してゆくのみ。

斜めに傾き始めた陽光に目を細めながら

のどかな農村風景が広がるなか、のんびり車を走らせる。

 

まずは少し内陸に足を延ばし、三芳村「鄙の里」へ。

一度訪ねたところだが、手作りの手芸・工芸品がたくさんあるので

気になって寄ってみた。

(といってもガーゼタオル一枚買っただけ〉

 

続いて、4時までしか営業していないという、おおつの里「花倶楽部」に

閉店30分万前に到着。

メインストリートから外れた場所にある、素朴な道の駅だったけど

中に入って、ちょっとびっくり。

 

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          外見は、ちょっと素朴な「道の駅」なのだが・・

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          中に入ると、まるで(熱帯)植物園!

 

〈道の駅=地元の名産品やお土産を扱うスポット〉

というイメージとは大きく異なり、目の前には色とりどりの草花でいっぱい。

おまけに、前にも横にもビニールハウスと花畑が伸びていて

花畑農家がそのまま道の駅を名乗っているようなたたずまいだったのだ。

 

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         一瞬、キュートな多肉植物に手が伸びた

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       ハチドリそっくりの花を咲かせる、アフリカ原産の植物

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       左手には、花咲き乱れるビニールハウスが立ち並ぶ

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       迷った末、安さに負けて、この花の"鉢違い"を持ち帰る

 

"もう買い物は終了"と、暗黙の了解を交わしていたうたたと相方だったけど

予想外の〈フラワー・アタック〉には、勝てなかった。

多肉植物の鉢植えや、アフリカ産の奇妙な草花。格安コーナーなどを行ったり来たり。

結局--これでたった600円なんて、安すぎる!

との相方の声に背中を押され、冬場も咲いている可憐な花(名前は忘れてしまった)を

ひと抱えもある大きな鉢ごと購入。

車の後部トランクに固定して、夕暮れ迫る内房沿いに我が家を目指すのだった。

次の(房総旅〉でも、花を買いに立ち寄らなくちゃ。

 

ちなみに、玄関脇に置いた件の鉢植えの花は

雨にも雪にも負けず、半月あまり過ぎた今も元気に咲き続けている。

 

ではでは、またね。