2017年1月7日(土)
出発時の30分遅れをスピードアップで取り戻し
ほぼ定刻の13時50分過ぎ、バスはTiburtinaのターミナルに着いた。
目の前に口を開いていた地下鉄駅の切符売り場で
バスと地下鉄の24時間券(ローマ市内有効)を購入し
そのままB線に乗って4駅先のテルミニへ。
いったんホテルに戻り、不要な荷物&お土産袋などを整理しつつ
Free-Wifiで帰国便(翌日)のウェブチェックインを済ませる。
あとは、前もってチェックしておいたホテル近くのレストランに立ち寄り
ディナーの席を予約すれば、この日の「ToDo」はすべて完了。
テルミニ駅前から、乗り慣れた(本数も多い)Hラインのバスで
これまた降り慣れたヴェネツィア広場へと移動。
徐々に赤く染まっていく空を見上げながら
トラヤヌスの記念柱&マーケット(遺跡)のあたりをぷらぷら。
もいちど広場に戻って、地元の人々でごったがえす繁華街コルソ通りへ。
それにしても、すごい人出だ。とりわけ家族連れと若者グループが目に付く。
クリスマス&新年の祝日感覚が続いているのか? 土曜の夜だからか?
縁日のような賑わいぶりに、部外者のこちらまで興奮してくる。
巨大なクリスマスツリーが聳え立つガラリアの天井を、ほーっ!と見上げたり
地下に広がる大きな本屋に立ち寄り、綺麗な色遣いの本を手に取ったり
Fabrianoという紙製品の店で、「やっぱヨーロッパの文房具はお高いな~」と
ぼやいてみたり。(バーゲン品だった⛵型の革製キーホルダーのみ購入)
ローマっ子気分で、ウィンドウショッピングを楽しんだ。
結局、2キロ近く続くコルソ通りを端から端まで歩き通し
ポポロ広場のオベリスクとご対面。
ちょっと戻ってアウグストゥス帝の廟の先にあるカヴール橋を渡って
サンタンジェロ城を左手に見ながらさらに1キロばかり歩き
大定番の観光スポット、サンピエトロ広場に辿り着く。
ここにもイエスの誕生場面?を再現した舞台が展示されていて
大聖堂のライトアップとともに、新年ならではの雰囲気を醸し出していた。
ちなみに相方は、この暗闇の中、長年愛用していた帽子をロスト。
あわてて引き返してみたが、結局発見できなかった。
誰かに拾われ、役に立っていたらよいのだが・・
そうこうするうち、ディナーの時間まであと1時間に。
.サンタンジェロ城前の停留所を出ようとしていた40番バスに飛び乗り
テルミニ駅へと一気に戻った。
予約した時刻より10分ばかり早かったが
ホテルから数分のレストラン「Maid in Nepols」に到着。
いっぱい歩いたせいで、お腹はペコペコ、のどはカラカラ。
それもあってか、ビール・白ワイン・タコのサラダ・エビとイカのフライなど
全部がメチャクチャ美味しかった。
正直なところ、今回の旅で初めて食事に大満足できた気がする。
看板メニューという?「4種のチーズピザ」も、残さず完食。
やはり、南より北の料理のほうが口に合うようだ。
単に年のせいで、オリーブオイル+バター+肉のコンボに負けただけかもしれないが。
※実は店の名前が違っていた。経営者が代わったのかな。
なので最初はやや不安だったが、100点満点だったので、結果オーライ。
最後の夜にして、ようやく「おいしかった!」と喜べる食事にも出逢えた。
残るは、明日午前中を使っての〈バラマキみやげ探し〉のみ。
ああ。やっぱり、帰りたくない・・
ではでは、またね。