高雄最強の朝食店「興隆居」の実力は・・?  台湾南部うたた旅 2023.11.27-12.2 3日目/高雄⇒屏東⇒露台① The Rivero Hotel👣興隆居👣台鐵高雄駅🚃屏東駅👣屏東バスターミナル

2023年11月29日(水)

The Rivero Hotel👣興隆居👣台鐵高雄駅🚃屏東駅👣屏東バスターミナル

ホテルからスーツケースを転がすこと15分、朝食の名店・興隆居に到着!

 

朝7時前、ホテルをチェックアウト。

そのまま愛河を渡り、MRT駅とはほぼ逆方向の東へと歩きだす。

昨日昼間の"予行演習"で、「暑くてしんどいから諦めよう」と決めたはずだった

ホテル⇒朝食スポット(興隆居}⇒高尾駅の徒歩コース。

理由はシンプル。

多少無理しようと、興隆居で朝ご飯を食べたい!

という食への欲望が、最終的には勝利を収めたのである。

へばって懲りたはずの〈徒歩30分コース〉を選び、早朝の愛河を渡る。

幸い、昨日と違い朝方だったので、気温は低め(20度そこそこ〕。

スーツケース+デイパックの重装備ながら快適に移動でき

覚悟していた分、「え、もう着いたの?」という感覚でたどりついた。

 

店の場所はひと眼でわかった。

正面入口から20人ほどの行列が、長々と伸びていたからである。

7時過ぎにしてこの混雑・・早めにホテルを出て正解だった。

とりあえず相方に行列の最後尾に並んでもらい

店内に入って空いているテーブルを探す。

満席だろうと覚悟していたが、意外にも7割程度の埋まり。

客の大半はテイクアウトで、座って食べる人は少ないのだろう。

あっさり4人掛けテーブルを確保し、まずは2人分の大荷物を収めた。

その後は相方とタッチして行列に並び、彼女には確保した席で待ってもらう。

ほのかな湯気を上げる蒸篭の向こうに、長蛇の列。

店の対応が素早くてきぱきしていたおかげで、ほんの数分で先頭へ。

前もってメモ帳に書いた希望を店員に見せ、ほとんど流れ作業で会計を済ませる。

できたての朝ご飯を乗せたトレーを相方のテーブルまで運ぶと

「わぁ」という小さな声が相方の口からこぼれた。

この日のメニューは、湯包2、香茄菜包1、焼餅1、豆乳2。

さすが人気店だけあって、"これぞ高雄の朝ご飯"と納得のおいしさだ。

 

その後も行列は長さを増し、7時半過ぎには50メートル以上に達する。

しかし大多数がテイクアウト客なのだろう、テーブルが満席になることはなく

ここに来るまでの小休止を兼ねて、じっくり味わうことができた。

 

最後の一口まで豆乳を味わい、大満足で店を出たのは8時過ぎ。

再び全荷物を抱えての徒歩移動が始まるが、充分にエネルギーを補給したおかげが

これまで以上に道のりがはかどり、8時20分台には高尾駅に着いてしまった。

この日、乗車する予定の屏東行き快速は9時06分の出発だったが

それより1本早い8時45分発の普通列車に乗ることに。

高雄から屏東までは、鈍行でも25分程度。

豊かな緑が広がる車窓を眺めるうち、あっという間に着いてしまった。

 

9時12分、屏東駅に到着。

駅の改札を出ると、隣接するバスターミナルまではほんの2、3分。

しかし、急ぐ必要はまったくなかった。

なぜなら、この日宿泊する露台行きバスの出発予定時刻は、11時47分。

2時間半も待ち時間がある。

んじゃなぜ、こんなに早く来る必要があったのか?

この2時間半を使って、屏東の街歩きをしたかったのだ。

 

念のため、パス会社のカウンターを訪問。

出発時刻を確認しつつダメもとで荷物の一時預かり頼んでみると、快くOKの答え。

おかげで貴重品バッグだけをお供に、身軽な「屏東散歩」のスタートだ。

一見、どこのスタジアム?・・風の屏東駅&バスターミナル。

高雄駅もだけど、ここ数年で台湾の駅舎はどんどん新しくなってくなぁ。

 

ではでは、またね。