2022年11月30日(水)
高知市内⇒澤餅茶屋⇒安芸駅ぢばさん市場⇒伊尾木洞⇒大山岬⇒馬路村
馬路温泉名物「ゆず酢鶏丼」。これは旨し!
伊尾木洞ですっかり"味を占めた"ことで
次の立ち寄りポイントも『高知案内』に載っていた大山岬に決定。
海沿いの道を走ること5~6分で、それらしき駐車スペースに車を停め
護岸を乗り越え、激しい波が打ち付ける岩場に下りていく。
相変わらず天気は薄曇りで、風も強い。
黒々とした岩の間をうろつき、色違いの小石を数個、拾って戻る。
大山岬に打ち付ける荒波。いきなり来るから結構怖い。
さすがは漫画王国・土佐。こんなところに、はらたいらのキャラクターが。
秋の札幌(積丹半島)以来、海岸に出ると視線を足元に向け
気に入った石を探しては持ち帰る癖がついている。
特に今回は、「桂浜の五色石」などの名物?が紹介されていたこともあり
最終的に、4~5か所の海岸・河岸で石拾いに勤しんだ。
帰宅後、さっそく100円ショップでコレクションボックスを購入。
ひと目でどこの石か分かるように整理し
たまに取り出しては、手の中で転がしている。
少々重くはあるが、お金もかからず思い出にもなる"旅の土産"。
このあたりで、時刻は午後12時を過ぎたところ。
途中でつまんだお茶屋餅の効果も切れ、さすがにお腹が空いてきた。
とはいえ、ここが我慢のしどころ。
次の目的地・馬路村で、有川さんご推薦の"お昼ごはん"が待っているのだ。
唐浜(とうのはま)から山方向へ進路を変え
細いくねくねの山道を北上すること30分余り。
馬路村の中心地、コミュニティセンターうまじ(馬路温泉)に到着する。
ひろめ市場にもあった、馬路村キャラ&フォントがお出迎え。
午後1時半。コミュニティセンター前は閑散としており・・
レストランの中にも、人の姿はなし。
さっそく空きっ腹を抱え、その中にあるレストランへ。
中を覗くと、広い店内に客の姿はゼロ。
時刻は1時半ちょっと手前。
昼は14時まで営業してるはずだが、ひょっとして間に合わなかった?
と、心配しつつ入ってみると、「いらっしゃいませ」の明るい声。
・・よかったー。
選び放題!・・ということで、川を一望できる"特等席"へ。
明るく清潔な店内。貸し切り状態なんて、もったいない。
11月最終日だけど、まだまだ紅葉が楽しめた
エモノを狙う鳥(たぶんアオサギの幼鳥)の姿も
暖かい陽射しが降り注ぐ川沿いの特等席を占領し、
オススメだという「ゆず酢鶏丼」に「唐揚げ定食」を注文。
河岸に残る紅葉や、獲物(魚)を狙うアオサギの幼鳥(たぶん)を眺めながら
超おいしいごはんに舌鼓を打ちまくった。
さすがは『高知案内」で
「ここはご飯を食べるためだけでも価値アリ、なんですよ」
と、著者の有川さんがイチオシするだけある。
相方が選んだのは「土佐ジローの空揚げ定食」(だったと思う)
それにしても、馬路村ののどかな山村風景は、強く印象に残った。
もしこの後、室戸岬を目指す予定でなかったら
急遽馬路温泉に一泊していたところだ。
旅行支援が利用できて格安で済むし、間違いなく晩ご飯も旨いのだから。
次回は絶対、ここで一泊しよう。
ごちそうさま、また来るよ。
一瞬迷ったけど、相方の「また今度泊りに来ましょ!」の言葉に
今回は見送りと決定。
"日没前の室戸岬到着"を目標に、再び海へ向かって山道を下ってゆくのだった.。
ではでは、またね。