"この次"は馬路温泉に泊まるのだ  高知ふたり旅 2022.11.29-12.2 2日目➂  伊尾木洞⇒大山岬⇒馬路村

2022年11月30日(水)

高知市内⇒澤餅茶屋⇒安芸駅ぢばさん市場⇒伊尾木洞⇒大山岬⇒馬路村

         馬路温泉名物「ゆず酢鶏丼」。これは旨し!

 

伊尾木洞ですっかり"味を占めた"ことで

次の立ち寄りポイントも『高知案内』に載っていた大山岬に決定。

海沿いの道を走ること5~6分で、それらしき駐車スペースに車を停め

護岸を乗り越え、激しい波が打ち付ける岩場に下りていく。

相変わらず天気は薄曇りで、風も強い。

黒々とした岩の間をうろつき、色違いの小石を数個、拾って戻る。

 

      大山岬に打ち付ける荒波。いきなり来るから結構怖い。

   さすがは漫画王国・土佐。こんなところに、はらたいらのキャラクターが。

 

秋の札幌(積丹半島)以来、海岸に出ると視線を足元に向け

気に入った石を探しては持ち帰る癖がついている。

特に今回は、「桂浜の五色石」などの名物?が紹介されていたこともあり

最終的に、4~5か所の海岸・河岸で石拾いに勤しんだ。

帰宅後、さっそく100円ショップでコレクションボックスを購入。

ひと目でどこの石か分かるように整理し

たまに取り出しては、手の中で転がしている。

少々重くはあるが、お金もかからず思い出にもなる"旅の土産"。

 

このあたりで、時刻は午後12時を過ぎたところ。

途中でつまんだお茶屋餅の効果も切れ、さすがにお腹が空いてきた。

とはいえ、ここが我慢のしどころ。

次の目的地・馬路村で、有川さんご推薦の"お昼ごはん"が待っているのだ。

唐浜(とうのはま)から山方向へ進路を変え

細いくねくねの山道を北上すること30分余り。

馬路村の中心地、コミュニティセンターうまじ(馬路温泉)に到着する。

 

    ひろめ市場にもあった、馬路村キャラ&フォントがお出迎え。

     午後1時半。コミュニティセンター前は閑散としており・・

          レストランの中にも、人の姿はなし。

 

さっそく空きっ腹を抱え、その中にあるレストランへ。

中を覗くと、広い店内に客の姿はゼロ。

時刻は1時半ちょっと手前。

昼は14時まで営業してるはずだが、ひょっとして間に合わなかった?

と、心配しつつ入ってみると、「いらっしゃいませ」の明るい声。

・・よかったー。

 

       選び放題!・・ということで、川を一望できる"特等席"へ。

       明るく清潔な店内。貸し切り状態なんて、もったいない。  

       11月最終日だけど、まだまだ紅葉が楽しめた

       エモノを狙う鳥(たぶんアオサギの幼鳥)の姿も

 

暖かい陽射しが降り注ぐ川沿いの特等席を占領し、

オススメだという「ゆず酢鶏丼」に「唐揚げ定食」を注文。

河岸に残る紅葉や、獲物(魚)を狙うアオサギの幼鳥(たぶん)を眺めながら

超おいしいごはんに舌鼓を打ちまくった。

さすがは『高知案内」で

「ここはご飯を食べるためだけでも価値アリ、なんですよ」

と、著者の有川さんがイチオシするだけある。

 

    相方が選んだのは「土佐ジローの空揚げ定食」(だったと思う)

 

それにしても、馬路村ののどかな山村風景は、強く印象に残った。

もしこの後、室戸岬を目指す予定でなかったら

急遽馬路温泉に一泊していたところだ。

旅行支援が利用できて格安で済むし、間違いなく晩ご飯も旨いのだから。

 

           次回は絶対、ここで一泊しよう。

             ごちそうさま、また来るよ。

 

一瞬迷ったけど、相方の「また今度泊りに来ましょ!」の言葉に

今回は見送りと決定。

"日没前の室戸岬到着"を目標に、再び海へ向かって山道を下ってゆくのだった.。

 

ではでは、またね。