「恐怖」をネタに稼ぐ"新型コロナ成金"の高笑いが止まらない 本日の”なんだかなぁ”

国内の新規感染者数が3か月ぶりに1000人を突破!

 

千年一日の如く、以前と比較した感染者数ばかりにスポットを当て

号外でも配りかねない大騒ぎをおっ始めた、マスコミ各社。

 

しかし、そのいっぽう。

本日(1月4日付け)朝刊の第一面には、思わず二度見したくなる数字が

淡々と記されていたことを、ご存じだろうか。

そう。ここ2年近くの間、毎朝欠かさず掲載されている

『新型コロナ 感染者数の詳細』である。

国内と世界における感染確認および死者数が、累計と増加分にわけて記されているが

昨日(1月3日)の増加数は、どうなっていたか?

国内が、1人。

全世界でも、3159人だ。

 

"思わず二度見"したのは、国内ではなく「世界」の数字。

現在79億人弱が暮らす地球上全人類のうち、3159なのである。

いま、手持ちの電卓を叩いてみた。

正確ではないかもしれないが、250万人あたり1名の犠牲に相当するはずだ。

 

むろん〈ゼロコロナ主義〉の方は、

これでも決して小さくない数字だと反論するだろう。

だが、現在の世界における感染状況を、この数字とダブらせてほしい。

ご存じのように、アメリカ合衆国を筆頭に

イギリス・フランス・ドイツなどヨーロッパ主要国が、口を揃えて

《史上最悪の新型コロナ感染者数》に悲鳴を上げている、その真っ最中なのである。

 

要するに、何を言いたいのか。

 

すでに世界各地から調査報告が上がっているように

「オミクロン株の重症化率はかなり低い(せいぜいインフルエンザ止まり)」

だってことだ。

早い話、同じ「感染週急造」でも、こと「オミクロン株」に限れば

これまでのように、ケツに火が点いたごとくヒステリックになる必要はない。

・・という、余りにも明らかな「事実」が、既に提示されているわけだ。

実際、たった一日で18万7千500人の感染者を出した(1月3日〉イギリスでは

「感染者急増による職場大量欠勤」こそ警戒しているものの

ロックダウンなど特別な対応はとらぬまま、"様子見"を続けている。

 

ま、その程度の基本情報については

世界各国の新型コロナ感染状況などをググれば、一発でわかるのだが。

ーーなぜか、この国に限っては

「オミクロン」とそれ以外の株をろくに区別しないまま

感染者・重症者・死亡者のうち、最も顕著な増加を示す数字のみに注目。

2年前と変わらぬボルテージで〈コロナは怖い!〉と、バニクリ続けてーー

パニクるフリをし続けて――いらっしゃる。

 

はっきり言おう。

これは、「恐怖」をネタに推し進めている〈新型コロナビジネス〉にほかならない。

タチが悪いことに、上記〈恐怖ビジネス〉を操る商売人たちは

稼ぎも待遇もそっちのけで、文字通り命を削って新型コロナと闘っている

医療従事者など、最前線の献身的な存在を隠れ蓑にしている。

なぜなら、医療関係者は常に最悪の事態を想定し

今回の「オミクロン株」に対しても、最大限の警戒を払う。

重症化率の低さが判明しつつあるとはいえ

更なる変異を起こし、ラムダ株以上の悪性種となる可能性が、ゼロではないから。

〈コロナ成金〉は、この"決してゼロにはなりえない危険性"を楯に

常に、最大音量で、「危険だ!」「油断してると死ぬぞ!」と脅し続けるのだ。

 

〈コロナ成金〉に便乗する方々からも、同じような臭いが漂ってくる。

例えば、インフルエンザワクチンについて。

一昨年の冬、「新型コロナとインフルエンザがダブルで流行する危険が大きい」

みたいな警鐘を高らかに鳴らし、ワクチン接種を大々的にアピールした。

結果は、ご存じの通り。

これだけみんなマスクしてるんだから、流行るわけないだろ。

という庶民の「常識」どおり、限りなくゼロに近い感染者数に留まった。

 

にもかかわらず、この冬もまた。

まるで、歴史と伝統を誇る年中行事であるかのように

専門家と称する「オオカミ少年」が、叫んだ。

「この冬こそ、インフルエンザの大流行が起きる!」

正直、開いた口が塞がらなかった。

同時に、背筋が寒くなった。

――そんなにまでしてワクチンで儲けたいのか、厚労省

 

実際、インフルエンザがどの程度流行しているのか。

ぜひとも、お手元のスマホやパソコンでチェックしてみていただきたい。

ホント、ヘソが茶を沸かすぜ。

 

ともあれ、前代未聞の緊急時に乗じて

火事場泥棒のごとき荒稼ぎを繰り返す奴らがいることを、意識して欲しい。

同じように、「恐怖」や「危機」を煽ることで注目=視聴率を稼ごうと画策する

"良心の欠落したマスコミ"の〈エセ情報〉に、踊らされないでほしい。

彼らは、自分たちにとって都合のいい所だけを切り取り、目一杯拡大して

あたかもそれが"総て"であるかのように、創り上げているのだ。

 

業界で40年以上生きてきた〈経験者〉が言うのだから

半分ぐらいは、聞く耳を持ってほしいな。

 

ではでは、またね。