釧路の魚介に癒される 道東うたた旅・春 2024.5.28-31 3日目③ 細岡展望台🚘釧ちゃん食堂🚘moo🚘野生生物保護センター

2024年5月30日(木) 阿寒湖温泉/ホテル御前水🚘コッタロ湿原展望台🚘細岡展望台🚘釧ちゃん食堂🚘moo🚘野生生物保護センター

釧ちゃん食堂の刺身定食。北海道3日目にして、ようやく"海の幸"にありつけた。

 

気分・空模様ともに晴れぬまま細岡展望台を退去。

立派過ぎるビジターズラウンジに立ち寄るも

他所では無料配布のパンフレットに190円の値札が付いていたことにビックリ。

施設の維持が大変なのだろうが、ならもっと小さな建物にしておけぱ?

なんて皮肉のひとつもこぼしたくなった。

それでも、駐車料金を取られなかっただけマシなのかな。

 

気がつけば時刻は午後1時を回っていた。

ささいなことに引っ掛かるのも、きっと空腹のせいだろう。

早いとこ釧路市内に行って、昼飯をいただくか。

うかうかしてるとランチタイムにも間に合わなくなる。

幸い、釧路市街地までは30分足らず。

午後2時前には、目指すお店の前に車を停めることができた。

見るからにお役所然とした「くしろ水産センター」。

目指す店はこの中にある・・はずなんだけど。

1階エントランスのすぐ右手に、くしろ港町・釧(せん)ちゃん食堂の入口が。

ショーウィンドウに踊る「魚が旨い!!」の文字が、空っぽの胃袋に突き刺さる。

おすすめメニューもいろいろあるけど、何にしようか迷ってしまう。

入ってすぐ正面の冷凍ケースには獲れたての海産物がギッシリ。

買いたいけど宿で調理するわけにはいかないし・・ここは我慢の子であった。

公営施設内?とあって、店内は一軒社員食堂風とシンプル。

15時の閉店まで1時間弱、さすがにこの時間帯は空席が目立つ。

ならばと眺めの良い窓際のテーブルに座り、なににしようかな・・と悩みまくる。

せっかくだから、この時期ならではの「時しらず」にも食指が動いたけれど・・

結局、いちばん無難な「刺身定食」に決定。

実は今回の旅では肉類ばかり食べていて、まともな魚介類はこれが初めてだった。

もちろん味の方は、言うまでもなく、うま~~。

あーー北海道に来てるんだなぁ、と一口ごとに噛みしめた。

ランチのあとは、水産センター前に広がる釧路港をひとめぐり。

雲間から顔を出した青空の切れはしが、海面を水色に染めていた。

埠頭に身を休める遠洋漁業?船も、なかなかのカッコよさ。

せっかく来たのだからと、釧路フィッシャーマンズワーフMOOにも足を伸ばす。

ポンピドゥーセンターを連想させる工場チックな鉄パイプ構造は、なかなかのもの。

でも中に足を踏み入れると・・・どこかで見たような土産物店がズラリ。

最低レベルの"お土産購入欲"しか持ち合わせていない我らは

端から端まで歩くだけで終わってしまった。

 

この時点で、時刻は午後3時をちょい過ぎたあたり。

まっすぐ阿寒湖まで戻ってもいいが、もう一カ所ぐらい立ち寄りたいかな・・

と思って周辺の観光施設をチェックしてみると。

ちょうど帰る方向に、「釧路湿原野生生物保護センター」なるスポットを発見。

なんでもシマフクロウオジロワシ、タンチョウなど

北海道に住む希少鳥類の保護、治療、放鳥を行なう施設だという。

開館時間は1630まで、しかも入場料は無料。

ーーこれは行くっきゃない!

空いた時間でたまたま立ち寄った、釧路野生生物保護センター。

ガラッガラの施設ながら、これが思わぬ収穫だった。

 

ではでは,またね。