2024年5月30日(木) 阿寒湖温泉/ホテル御前水🚘コッタロ湿原展望台🚘細岡展望台🚘釧ちゃん食堂🚘moo🚘野生生物保護センター
釧ちゃん食堂の刺身定食。北海道3日目にして、ようやく"海の幸"にありつけた。
気分・空模様ともに晴れぬまま細岡展望台を退去。
立派過ぎるビジターズラウンジに立ち寄るも
他所では無料配布のパンフレットに190円の値札が付いていたことにビックリ。
施設の維持が大変なのだろうが、ならもっと小さな建物にしておけぱ?
なんて皮肉のひとつもこぼしたくなった。
それでも、駐車料金を取られなかっただけマシなのかな。
気がつけば時刻は午後1時を回っていた。
ささいなことに引っ掛かるのも、きっと空腹のせいだろう。
早いとこ釧路市内に行って、昼飯をいただくか。
うかうかしてるとランチタイムにも間に合わなくなる。
幸い、釧路市街地までは30分足らず。
午後2時前には、目指すお店の前に車を停めることができた。
見るからにお役所然とした「くしろ水産センター」。
目指す店はこの中にある・・はずなんだけど。
1階エントランスのすぐ右手に、くしろ港町・釧(せん)ちゃん食堂の入口が。
ショーウィンドウに踊る「魚が旨い!!」の文字が、空っぽの胃袋に突き刺さる。
おすすめメニューもいろいろあるけど、何にしようか迷ってしまう。
入ってすぐ正面の冷凍ケースには獲れたての海産物がギッシリ。
買いたいけど宿で調理するわけにはいかないし・・ここは我慢の子であった。
公営施設内?とあって、店内は一軒社員食堂風とシンプル。
15時の閉店まで1時間弱、さすがにこの時間帯は空席が目立つ。
ならばと眺めの良い窓際のテーブルに座り、なににしようかな・・と悩みまくる。
せっかくだから、この時期ならではの「時しらず」にも食指が動いたけれど・・
結局、いちばん無難な「刺身定食」に決定。
実は今回の旅では肉類ばかり食べていて、まともな魚介類はこれが初めてだった。
もちろん味の方は、言うまでもなく、うま~~。
あーー北海道に来てるんだなぁ、と一口ごとに噛みしめた。
ランチのあとは、水産センター前に広がる釧路港をひとめぐり。
雲間から顔を出した青空の切れはしが、海面を水色に染めていた。
埠頭に身を休める遠洋漁業?船も、なかなかのカッコよさ。
せっかく来たのだからと、釧路フィッシャーマンズワーフMOOにも足を伸ばす。
ポンピドゥーセンターを連想させる工場チックな鉄パイプ構造は、なかなかのもの。
でも中に足を踏み入れると・・・どこかで見たような土産物店がズラリ。
最低レベルの"お土産購入欲"しか持ち合わせていない我らは
端から端まで歩くだけで終わってしまった。
この時点で、時刻は午後3時をちょい過ぎたあたり。
まっすぐ阿寒湖まで戻ってもいいが、もう一カ所ぐらい立ち寄りたいかな・・
と思って周辺の観光施設をチェックしてみると。
ちょうど帰る方向に、「釧路湿原野生生物保護センター」なるスポットを発見。
北海道に住む希少鳥類の保護、治療、放鳥を行なう施設だという。
開館時間は1630まで、しかも入場料は無料。
ーーこれは行くっきゃない!
空いた時間でたまたま立ち寄った、釧路野生生物保護センター。
ガラッガラの施設ながら、これが思わぬ収穫だった。
ではでは,またね。