マスジット・ジャメで"ヒジャブ体験" マレーシアうたた旅 2024.3.13-18 5日目② スリ・マハ・マリアマン寺院👣関帝廟👣プタリン通り👣マスジッド・ジャメ

2024年3月17日(日) Verdant Hill Hotel👣KLシティバス🚍チャイナタウン👣スリ・マハ・マリアマン寺院👣関帝廟👣プタリン通り👣マスジッド・ジャメ

マスジット・ジャメ、数あるマレーシアの寺院のなかでも1、2を競う美しさ。

 

ヒンドゥー寺院と通りを挟んだはす向かいにも宗教建築があった。

こちらは道教の寺院で、関帝廟

言わずと知れた三国志に登場する英雄の一人、関羽雲竜を祀るところだ。

一歩中に足を踏み入れると、いたるところ線香の煙だらけ。

チャイナタウンだけに中国系住民が多く、ヒンドゥー寺院に負けぬ盛況ぶり。

英雄・関羽に何を願うのか、若い女性の姿も多い。

クアラルンプールの関羽は、ふっくら系イケメンだった。

関帝廟手前から脇道へひょいっと入ると、そこは雑然とした市場通り。

一瞬クラゲと勘違いする何列もの提灯が、頭上でラインダンス。

店先のバケツに突っ込まれたいたのは、サトウキビジュースの素。

メインストリートのプタリン通り。こちらの頭上には赤い提灯が並ぶ。

正面ゲートから外へ。チャイナタウンの門構えは世界共通っぽい。

チャイナタウンからクラン川伝いに北上すると、美しいイスラム建築が見えてくる。

市内最古のイスラム寺院、マスジッド・ジャメだ。

白いタマネギ型のドーム屋根が、南国の強い陽ざしによく似合う。

背後に並び立つ高層ビル群が、王女を守る従者たちに見えてくる。

対岸のスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)も

19世紀末にイギリス人が設計した植民地時代を代表する建造物。

もう少し歩くとマスジッド・ジャメの正面に出た。

3つのタマネギ形ドームを、2本のミナレットが見下ろしている。

さらに4分の1周ほど巡ると構内への入口にたどりついた。

1人分の幅だけゲートが開いており、入ってすぐの壁に全体図が貼り出されていた。

礼拝時間意外であれば、誰でも見学は自由。

ただし肌を露出した服装は禁止

特に女性の場合、髪の毛を覆うヒジャブ着用が必須となる。

※女性用に無料でヒジャブを貸し出していた。

 しかし着用した相方の感想は「むちゃくちゃ暑い!」とのこと。

無料貸し出しヒジャブの胸には、MASJID JAMERの文字とシンボルマークが。

礼拝堂と講堂は柱が並ぶだけの半野外仕様。嵐の日とかどうすんだろう。

先ほど見学したヒンドゥー寺院同様、礼拝堂に入るには必ず靴を脱ぐ。

ただし、偶像禁止のイスラムだけに神様の姿はどこにもない。

最奥の礼拝堂も、入口上部に幾何学模様が2つ並ぶのみ。

アンダルシアのアルハンブラ宮殿と比べて、なんとすっきりさっぱりしていることか。

礼拝堂の見学を終え、トイレと向かう相方の後ろ姿。

紫色のヒジャブは、マスジット・ジャメの無料レンタル品。

誰が来ても、それなりに様になるようだ。

いっぽうこちらは、花咲く木陰でひとやすみ。

気が付けば、時刻は午前11時。

灼熱の陽射しは頭をあぶり、体感気温は軽々と35℃をオーバー。

屋外に出るときは、常に日陰を探しながら移動していた。

 

珍しく真面目に観光旅行をやっていたけど、そろそろいいかな

社会見学はこのくらいで切り上げて、なにか冷たいものでも飲みたいぞ~。

 

ではでは、またね。