2026年6月2日(火)
民宿はまなす👣桃岩遊歩道(知床~元地灯台~キンバイの谷~桃岩展望台)
👣炉ばた ちどり👣礼文島温泉 うすゆきの湯👣北のカナリアパーク👣民宿はまなす

2年連続でいただく『ほっけのちゃんちゃん焼き定食』
メニューを見てビックリ!・・前回より50パーセントも値上がりしてた

お昼前、桃岩展望台から少し下ったところのレンジャーハウスへ向かう
去年は終始霧の中だった桃岩&猫岩を、やっとのことで目視
時期遅れで見逃していたレブンアツモリソウにも、無事体験することができた
2年越しの〈礼文島リベンジ〉は、これにて一件落着
あとは、香深の町までのんびり歩いて帰るだけ

車道を避け、斜面に刻まれた遊歩道を下りてゆく
はるか下方に数台の観光バスが停まっていた
ツアーで訪れた団体客も、桃岩展望台コースは自分の足に頼るしかないようだ
その後、徐々に標高を下げながら遊歩道は森の中へと分け入ってゆく

谷あいの繁みには、高台とは違う植生のものたちが可憐な花をほころばせていた

遊歩道でも目にしたこれは、おそらくツバメノオモト

リンドウっぽい淡い紫の花も房をなしていた

形状が面白いのでつい撮ってしまうユリらしきツボミ

珍しくもないのだろうが、エリイリアンじみた"口元"に惹かれてしまった

そんなふうに、道々出会う花たちを探しながら、30分程度で香深の中心街へ
時刻は12時半過ぎ、歩き疲れた足は自然と昼飯を求めて進む

ついたところは、1年(正確には11カ月)前にも訪れた店「炉ばた ちどり」

目当てはもちろん、元祖ほっけのちゃんちゃん焼きだった
外のベンチで順番待ちすること、およそ10分
店の中から声がかかり、空きっ腹を抱えて囲炉裏席に上がり込む

前回と同じく、相方ともども「ほっけのちゃんちゃん焼き」定食を注文
味噌を載せた生のホッケが焼き上がる間に、パラリとメニューを開いたら
・・・思わず、二度見してしまった
去年の7月に来た時は1600円だったはずの同じ定食が
なんと2400円に書き替えられていたのだ
昨今の物価上昇から、1割や2割の値上げは仕方ないと受け止めていたけど
いくらなんでも「5割増し」は、ちょっと強気にすぎる
おそらく急増した外国人観光客を当て込んだ価格設定なのだろうが
さすがにゲンナリしてしまう
もしも目立つ場所にこの新料金が表示されていたら
きっと我らは店先でUターンしたに違いない
--今後は有名観光地を避け、人が殺到しない"穴場"を巡ることにしよう

美味しさこそ変わらぬものの、嬉しさは半減した昼食を終え
次に向かったのは、「礼文島温泉 ゆすゆきの湯」
幸い、入浴料は去年と同じ600円だった
広い湯船(露天風呂)にゆったり浸かり
休憩所に寝転がっては、ひとやすみ、ふたやすみ
時計の針が15時を回ったころに、よっこらしょと起き上がり
海岸沿いの車道を、ゆっくり南へ向かって歩き出した
目指すは、礼文島南部随一の観光スポット「北のカナリアパーク」

ときおり小雨が落ちるなか、16時過ぎに到着
あたりは白い霧に包まれ、利尻島どころか海も見えなかった

平日の夕方近くとあってか、見事なまでに人の姿はない

もしや休館日だったか・・と不安になった

校舎のセットを活用した館内には明かりが灯り、開館中だと教えてくれた
正面の戸口を引いて、おじゃましますと上がり込むと・・

吉永さんをはじめとした等身大写真パネルのみなさんが、迎えてくれた

嬉しいことに、館内の入場&見学は完全無料
興味津々の相方は、時間をかけてじっくり見学していった
(ほぼ無人だったので、個人授業を受けるような気分だったかも)
当方は、さっくりひと巡りしたあとは
館内のベンチに腰掛け、持参の文庫本で読書タイムを満喫するのだった

30分ほどかけて、見学は終了
無人の施設かと思ったら、駐車場に隣接する建物に一人の男性が常駐していた
トイレがてらに相方が話を聞いたところ
映画の撮影時、実際に吉永小百合に会ったらしく
「本当に綺麗な人だった」と、興奮気味に話していたという

霧の中に沈む「北のカナリアパーク」を後に、南岸沿いの知床から宿へと向かう
路ばたの空き地に、雑草状態で繁茂するミヤマオダマキに目を奪われる

「花の浮島」の呼び名通り、海岸沿いにも"高山植物"が生えまくっているのだ

朝出発したときと、ほとんど同じ場所に佇む2羽のウミネコ(カモメ?)に挨拶し
無事、民宿はまなすに返り着いた
で、あとは新鮮な魚介が並ぶ夕飯に舌鼓をうち
気持ち良く眠りについた--と締めくくれたら良かったのだが
夕食後、思わぬ知らせがスマホに届く
明日に予約していた稚内発羽田着のANA便が
「台風接近&上陸の影響で終日欠航」と決定したのだった
あわてて2日後の便を予約し直し
稚内エリアで増えた分の宿泊を新たに取り直すことに
(礼文島滞在を延ばす手もあったが、相方が足を痛め長時間の歩行は厳しかった)
かくして、4日で終わるはずの礼文島旅行は
急遽「4泊5日礼文島&稚内の旅」へと書き替えられたのだ
ではでは、またね。