北海道(帯広)への出発を2日後に控え
これ以上、年内の旅程を変更するつもりはなかった。
ところが昨夜、何の気なしに「沖縄離島」のツアーをチェックしてみたら
ーーー遭遇してしまったのだ。
羽田からの直行便で宮古島往復+ホテル+レンタカーの、激安ツアーが!
航空会社こそ天下のJALではないものの
少なからぬ追加料金を払っても那覇乗り越え便にしか手が届かった宮古島の旅が
往復ともに絶好の時間帯に出発する便が、プラス0円で提供。
おまけに旧予約版では3泊合計5000円かかっていた同じホテルも
これまた基本料金内での宿泊できるという、太っ腹の設定。
結果、2人分の旅行費用は8万をわずかに超えるのみ。
さらに旅行支援の補助が適用できるから
なんと総額5万円未満で、「羽田-宮古島間往復+ホテル+レンタカー」という
冗談みたいな低価格ツアーが提供されていたのだ。
これに比べれば、現在予約中のJAL利用ツアーは
旅行支援の割引込みで77500円。
むろん充分安いと思ったから購入したのではあるが
往復ともに那覇空港での乗り換えが必要。
なにより最終日の羽田帰着が22時15分だったのが、最大のネック。
万年プーのうたたはともかく、翌日フルタイムの仕事が待つ相方にとって
日付が変わるあたりの深夜帰宅は、できれば避けたかったのだ。
(このモヤモヤゆえに、予約決定後も諦め切れずに旅行サイトを覗いてた次第)
念のため、現時点でのキャンセル料を調べてみたら
50日近く先の予約にもかかわらず総額16000円と、けっこうなお値段。
これはJAL特有?の「事前座席指定」に関わる取消料。
JAL便の場合、予約を入れた時点で座席を指定することができる。
〈完全窓側派〉の我らにとっては願ってもないサービスなのだが
半面、座席を決めた瞬間から取消料が発生してしまう。
しかもこの料金設定は絶妙で、2カ月近く前の55日前を境に
1便あたり500円から2000円へとジャンプアップ。
結局、この境目を超え、しかも往復ともに乗り換え=2便を利用する二人は
2000円✖往路2便✖復路2便✖2人分の8倍増が適応されて
めでたく16000円まで膨れ上がったのである。
だが、それでも価格差は、77500-48360+16000=13140。
諭吉1人と漱石3人分以上が、お得なのだ。
これに加えて、往復共に乗り換えなしの直行便。
しかも最終日の羽田着は19時45分なのだ、なにを迷うことがあろうか。
そんなわけで、降ってわいたようなチャンスにとびつき
すぐさま旅行会社にリクエストする内容を送信。
「その場で決定⇒カードによるネット決済」が適応されておらず
電話による直接の問い合わせで予約を確定させるシステムだったので
営業開始の翌日月曜朝10時を、じっと待つ。
んで、翌朝。
さすがに10時ジャストのスタートは大人げないかな、と思ったのがマズかった。
5分ばかり過ぎた頃、そろそろいいかなとコールしてみたら。
只今大変込み合っております。順番にお取次ぎしてますのでそのままお待ちください。
やっぱそうか~。
誰が見たって"掘り出しもの"だもんなー。
なんて、見当違いに感心しながら
単調なメロディーを繰り返す受話器を握りしめること5分、10分、15分。
20分を超えたあたりで、ようやっと係の女性が電話に出てくれた。
さっそく、昨夜送った「リクエスト内容」を確認し合い
エアー・宿・レンタカーの確保が可能が調べてもらうことに。
1分ほど待って、帰ってきた答えは。
「帰りの便の席と、ホテル、レンタカーは大丈夫ですが
行きの座席は、現時点で空きが確定していません。
今からリクエストをすれば、取れるかもしれませんが
もし取れた場合、その時点で予約確定となります。
それでも、かまいませんか?」
ーーみたいな内容(うろおぼえ)だった。
嫌も応もない。
じゃ、リクエストお願いします!
と、本日夕方に判明するという「結果」を、待つことに。
そして、午後4時前。
近所への買い物帰り、ふと取り出したガラケーに入っていた伝言は・・
12月12日からの4日間の予約ですが、すべて取れました。
--無事、ミッションクリア!
夕方6時過ぎ、帰って来た相方の笑顔と「よかった~」の言葉に
セコい苦労が報われた一日だった。
あとは、翌日の旅行費用振り込みと
11月半ばまで支払金額がアップしない、旧ツアー予約のキャンセルだけ。
新ツアーが確定するまで、なんか、キャンセルするのが怖いんだよね。
しかし同じ人が、JALの経由便とスカイマークの直行便を同日予約できないはず。
いいかげんキャンセルしないと。
確保しておいた窓側席(羽田-那覇)✖2が、ポコッと空くのは・・・今だ!
ではでは、またね。