2022年2月19日(土) 河津温泉⇒爪木崎⇒下田⇒下賀茂⇒⇒松崎⇒三島⇒自宅
悪運強し! 最後に最高の「桜スポット」が待っていた。
パンチの効いたラーメンランチを済ませ
車を停めたHACに立ち寄り、あれこれお買い物。
(格安だったオレンジーナを箱買い。車の旅は荷物を気にしなくていいから楽だー)
さて、このあとどうしよう?
腕時計を見ると、すでに1時半過ぎ。
幸い空は薄曇りのまま、いましばらくは大丈夫そうだ。
まっすぐ帰路につくのは、少々もったいない。
・・間を取って?ここから一番近い行ったことがない道の駅
「下賀茂温泉 湯の花」を目指すことに。
国道136号線を西に走り、青野川沿いを右折すると
左手が一面黄色に染まっていた。
休耕中の田んぼを利用して、広い菜の花畑が作られていたのだ。
家族連れなど、数十人が中に入って写真を取り合っている。
花畑の向こう側に駐車場も用意されているようだ。
(のちほど「みなみの桜と名の花まつり」の観光施設「日野の菜の花畑」と知る)
もっと黄色がキラキラしてた気がするけど・・写真だとイマイチなんだよね。
いったん車を停めてもらい、写真を撮りながら駐車場まで移動。
そちらで合流するつもりだったのだが、いつまでたっても姿を見せない。
何かあったのか?・・最初に下車した場所まで戻ると、憮然とした相方の姿が。
駐車料金が必要だったので、ぐるっと回って戻り、近くのコンビニに停めたという。
それは申し訳なかった。
季節限定の観光施設だけあって、どこに車を停めるのも有料らしい。
一気に白け、そそくさと菜の花畑を後にした。
目指す道の駅も桜並木が有名らしく、きっとそこの駐車場も有料なのだろう。
でも、せっかくここまで足の延ばしたのだから、行くだけ行ってみるか。
ほんの数分先にあった道の駅「下賀茂温泉 湯の花」に車を入れる。
案の定、駐車場はほとんど満杯。
赤いライトセーバー?を手にした係員が必死に案内していた。
それでも悪運強く、たまたま数台続けて出てくれたので
待ち時間ゼロで駐車スペースに入ることができた。
それにしても、ここの賑わいぶりはこの旅でいちばん。
しかも大半は近所に住むたちらしく、普段着姿の家族連ればかりが目に付く。
恥ずかしながら、我らも河津温泉の桜しかチェックしておらず
現地に来て初めて、ここで桜祭りが開催されていることを知った次第。
ともあれ、道の駅のすぐ裏手の青野川沿いに伸びる桜並木を見に行くと・・
河津桜(「みなみの桜」と呼んでいた)は、5分~7分咲きまで開花が進んでおり
川辺の菜の花とも合いまって、ピンクとイエローの見事な景観が広がっていた。
まさか、こんなところ(失礼!)で河津桜(みなみの桜)が満喫できるとは。
正直、桜に関しては昨日の段階で諦めていたので
これは本当に、嬉しい驚きだった。
桜並木はもちろんだけど、川岸までなだらかな土手が続くのが最高。
これで空が青かったら、どんだけ綺麗なのか・・リベンジせねば!
「河津桜」みたいに有名じゃないけど
個人的には、圧倒的に下賀茂温泉の「みなみの桜」の方が上だと思う。
また早咲きの桜を見に行く機会があれば、迷わずココに直行だ。
道の駅内に設けられていた「農林水産物直売所」も
予想外(これまた失礼)の充実ぶり。
青果市場かと思うほど、多種多様な地元産の農産物がこれでもかと並ぶ。
――そうそう、こういう道の駅に来たかったんだよ!
相方と二人、目を輝かせて"掘り出し物探し"に精を出した。
奥の喫茶コーナーで、ソフトバニラをお買い上げ。
評判通り、濃厚&クリーミー。
農産物直売所。喫茶コーナーから撮ったので、青果は遥か彼方に・・
結局、両手いっぱいの格安野菜&果物に、今夜の夕食(お弁当)も買い込み
ついでに喫茶コーナーで、名物の濃厚ソフトクリームに舌鼓。
この旅いちばんの〈大当たりスポット〉に巡り会えて
ここまでの苦労?が、すべて報われた気分になれたのだった。
・・これだから、旅はやめられない。
実は、ここの道の駅が余りに良くてハイになってしまい
無謀にも「西海岸を回って帰ろう」と思い立ち
狭い峠道や、くねくねと続く海沿いの道を延々北上するハメに。
三島からは東名高速に乗ったものの、帰宅は夜の8時近く。
もういい歳なんだから、無理しちゃダメだよね~。
ず~っと運転してくれた相方にも、迷惑かけちまった。
雨中の西伊豆周遊・・ひたすら疲れた。
悔し紛れに、浮島海岸の岩場を撮影。
ではでは、またね。