2022年2月18日(金) 自宅⇒湯河原⇒河津温泉
咲き始めの桜は、可憐でフレッシュ!
思い返せば1月の末。
2月後半に予定していた相方の里帰りが
オミクロン株大流行のため、またもや中止(自粛)となった。
とはいえせっかく5日連続で休みをもらっていたので
1泊でいいからどこかに行こう!
と、あわてて旅先候補を当たってみると
伊豆の河津桜が、見ごろを迎えるようだった。
もともと伊豆半島は好きな場所で、20回近くは訪ねてきたが
河津桜の開花期を狙ったことは一度もなかったので
ポチっと宿を予約し、18&19日で遊びに行くと決めた。
ところが、近づく「花見の日」に向け現地の情報をチェックしてみると
なかなか開花が進んでくれない。
2月上旬に、ようやく「開花」を迎えたものの
10日を過ぎても一~三分咲きのまま、足踏みを続けていたのだ。
冬の寒さが厳しかったため、昨年よりも半月以上遅れ
結局、出発前日になってもほぼ変化なし。
いささかフライング気味の"お花見旅行"になってしまった。
ま、咲いていないわけじゃないし。
のんびり回ってみよう。
気持ちを切り替え、朝10時前に自宅を出発。
近所のガソリンスタンドで高値が続く燃料を補給し、東名高速に乗った。
目指す河津温泉は東伊豆にあるので、秦野中野インターで降りて
あとは二宮~小田原~熱海と一般道をのんびり西へ。
途中、時間に余裕があればラーメンでも食べようかと思っていたが
予想通り何度か渋滞に巻き込まれ、軽く済ませることに決定。
12時半すぎ、伊豆旅行の際に何度か立ち寄っている
「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」の駐車場に車を停め
館内でアウトレット商品ほかを購入。
小休止がてら、コンビニおにぎりなどでお腹を満たした。
その後も、東海岸沿いに伸びる国道135号線を、一路南へ。
伊東~城ケ崎~熱川温泉と、コロナによる海外旅行中止のため
ここ2年ほどに何度も訪れたエリアを通り過ぎてゆく。
幸い、天気は上々。
空気の透明度も高く、車窓左手には大島・利島・式根島などの伊豆七島が
水平線上に列を作って連なっている。
おまけに、大島の山頂?付近には白い筋が何本も。
珍しい(自分的には)、雪景色じゃないか!
山頂付近に白いエリアが・・これって雪だよね?
大島の上手に利島・新島・式根島の弟?がずらりと並ぶ
せっかくだから、一枚ぐらい写真を撮っとこうと
途中、見晴らしのいい駐車スポットに車を停めてもらった。
(たしか「黒根岬駐車場」だったと思う)
すると、赤ちゃんを抱っこした若い母親が河津桜をバックに自撮り中。
なんだー、咲いてるじゃん!
確かにまだ三分咲き程度だけど、逆に少ない花が可憐さを際立たせていて
これはこれで、なかなかの美しさ。
思いのほか"南国気分"を満喫することができた。
今年最初に撮ったチェリーブロッサムが、こちら。
ここまでくれば、目指す河津温泉までは、あと一息。
ちらほらピンクの花を付けた河津桜を眺めつつ、河津浜の橋を渡って右へ曲がれば
そこはもう、川沿いにピンクの帯が連なる桜並木のエリアだ!
・・と、気合が入ったのは一瞬だけ。
基本茶色い枝先が、少しばかりピンクに染まっているだけ。
たしかにこれは、一分~三分咲がせいぜいだ。
途中の駐車場(展望台)で見た河津桜のほうが、一週間分以上早咲きだったな。
気を取り直して、伊豆急河津駅から「桜まつり」の本部へと車を進めたが
広い駐車スペースはどこもガラガラ。
一生懸命旗を振って呼びこむ市の職員?には悪いけど
つぼみばかりの花を眺めるために、駐車料金1000円を払う気にはなれない。
時間的にも予定していたチェックイン時間を過ぎていたので
そのままスルーし、一足早く開花していた原木を右手に眺めつつ
河津温泉の上流に位置する宿へと直行したのだった。
ちょっぴりだったけど、途中で「花見」ができたから、いいかな。
・・なんて自分を慰めていたけど。
まさかこのあと、貸切露天風呂で河津桜を独り占めできるとは思わなかったよ。
空いてたからかな? ちょい古だけど、メチャ贅沢できた宿。
ではでは、またね。