連日、ウクライナから届く悲惨なニュースに心を揺さぶられ
いちばんの愉しみである読書(マンガを含む)に没頭できずにいる。
自然、ここに書きたくなる事柄も激減し
「ほぼ日」どころか「3日に1度」がせいいっぱい・・という体たらくだ。
そんななか、相も変らず"まだまだ安心できないぞ!"とばかり
いまなおヒステリックに叫び続けている「コロナ危機」にまつわる
余りにいーかげんな〈対策〉ぶりが、背中を押してくれた。
それは、この冬用意したインフルエンザ予防ワクチンの「有効率」が
15パーセントに満たなかった、との発表だ。
昨年の"空振り"などなんのその、オオカミ少年よろしく
「この冬こそはコロナとインフルエンザのダブル感染で大変なことになるぞ!」
と、凝りもせずに〈危機〉を煽りまくった結果・・
案の定、季節性インフルエンザの流行は、限りなくゼロに近い低水準で推移。
おまけに、そこまで強引に摂取させたワクチンの有効率は、15パーセント以下。
わざわざワクチンを接種した人の八割五分以上もが、感染予防効果を得られなかった。
つまり、"打つだけ無駄だった"というのである。
実際のところ、圧倒的多数の人がマスク着用など感染予防対策を守ってるのだから
新型コロナと同じウイルス感染症(しかも感染率は大幅に弱い)は
そう簡単に流行するわけがない。
そんな、小学生でも理解できる「常識」を一顧だにせず
「次の冬こそ合併症状による大惨事が到来する!」などと警鐘を鳴らす
(自称)専門家の方々の知性を疑いたくなる。
そもそも、最低でも60~70パーセントの予防効果が期待できる新型コロナと違い
インフルエンザワクチンのそれは、せいぜい30~40パーセント。
「念のために」と接種しても、半分以上の人はまったく予防効果を得られない。
保険嫌いのうたた(俺だ)に言わせれば、限りなく"気休め"に近い行為だ。
しかも今回(この冬)摂取したワクチンの有効率は、その半分以下。
「流行すると予想していたものと型が違ったため、対応できなかった」
なんて、お偉いさんは言い訳してたけど
この一言だけでも、いかに当てにならないかバレバレだ。
もっとも、現実に流行してないから、有効性ゼロでも問題なかったんだけどね。
ではなぜ毎年毎年、コロナ対策で感染症予防に余念のない我々に向かって
日本政府(厚労省)は、インフルエンザ大流行の危険性をヒステリックに叫び
オオカミ少年のごとく「ワクチン接種」をアピールし続けるのか?
理由は単純だ。
「一定数のワクチンを買ってしまった」から。
しかもそれには〈賞味期間〉があり、ほんの1~2年で使えなくなってしまうから。
(うろ覚えだが、生ワクチンの場合使用期限はせいぜい2・3年だった気が・・
正確な情報を知りたい人は、自分でバンバンしておくれ)
だから、毎年(毎冬)購入した数のワクチンを打たない場合
単純に「どぶに捨てる」結果となるのだ。
そこまで〈ムダ打ち〉承知で、大量(数百万本単位)のワクチンを
どうして毎年毎年購入し続けるのか・・?
インフルエンザによるパンデミックを未然に防ぐためだ!
なんて、表向きの"キレイゴト"だけが理由でないのは、さすがに感づいてるだろう。
結局のところーー真実は、ひとつ。
新型コロナワクチンと同様、「金儲け」に行き着いてしまう。
テレビショッピングや通販など、"人の欲望"につけこむ商売は、まだ許せる。
でも、"不安と恐怖"をネタに人を震え上がらせ、金を奪い取る奴らは、我慢ならない。
「人道的」とか「仁術」とかのたまいながらも
その実、プーチンと変わらぬ恐喝行為を繰り返しているのだから。
庶民の年収を大きく超える"特効薬"を平然と売りつける医薬会社はもちろん
「予防医学」と称する過剰なまでの医療行為で荒稼ぎする医療従事者も
もっと、もっと自覚するべきだ。
いかなる業界(組織)でも、全体のうち1割は
損得を度外視して、自分が属する分野の発展に命を懸けて尽くす〈牽引者〉。
だが、多少なりとも「ブラス方向」に推し進めるのは、残りの2割。
そして4割は、毒にも薬にもならぬ〈事なかれ主義者〉たち。
最後の2+1割は、他者の足を引っ張るぐらいしか能のない〈寄生虫〉だ。
――これ、なかなか〈真実〉に近いことが、ようやくわかってきた。
願わくば、〈牽引者〉でありたい。
せめて、"縁の下で頑張る2割"を目指し・・・たかったなぁ。
ではでは、またね。