ユーグレナモールの土産物店は"お買い得"! 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 4日目(その6)名蔵湾岸(アンパル附近)⇒えいこ鮮魚店ふたたび

2021年12月8日(水)  とうふの比嘉~みんさー工芸館~宮良川ヒルギ群落~のばれ岬観光農園~玉取崎展望台~明石付近~平久保崎~吹通川ヒルギ群落~ぱぱ屋②~名蔵湾岸~えいこ鮮魚店②~ユーグレナモール(土産物店街)

 

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          "3度目の日没"は、ホテルの自室から・・

さて。

"ぱぱ屋リベンジ"(しつこいな)をもって

今回の旅で〈やりたかったこと〉は、ほぼクリアできた。

残るは、夕方までの時間を、どこか気持ちのいい場所でのんびり過ごし。

そして2度目の「えいこ鮮魚店」で、締めくくりとなる夕食を満喫するだけだ。

 

ひとつめの、晩飯までのひまつぶしは、反時計周りに島を巡る帰り道。

時計の針で言えば9時にあたる、名蔵アンパル付近に西日の奇麗な海岸を発見。

その波打ち際で、しばし日向ぼっこをして過ごした。

 

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    海辺の岩に腰をおろし、ぼーっとすごす・・これぞ、"至福のひととき"。

 

干潮時の水位を読み間違えたことにはじまり

なんやかんや思惑通りに運ばない石垣島の旅だったけど

好天が期待できない冬場にも関わらず

ほぼ毎日初夏のような快適な気候だったのが、何よりラッキーだった。

この午後も、太陽は西の空にデンと構え

ビタミンDの素(直射日光)をガンガン注いでいる。なので・・

 

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       しかし太陽のほうは、なかなか水平線まで降りてこない。

 

――ここで日没を待つのは、ちょっとツライなぁ。

夕陽を待たず、宿に戻ることにした。

それでも、タイミングを合わせたわけではなかったのだが

ホテルの部屋に入り、ふと窓の外を見てみると・・この旅3回目の日没が。

やっぱ、運がいい。

 

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   この瞬間まで、自分たちの部屋から日没が見えることを知らなかった。

 

てなわけで、まだ日灯りの残る街なかを

公園の遊具を楽しむ子供たちの姿を眺めながら

中心部からちょっと西に外れた通り沿いにある「えいこ鮮魚店」へ。     

まだ6時前だから、前回ほどは混んでないだろうと思って

入口の引き戸をガラガラ開けると・・なんと、ほぼ満席状態。

右手の広いテーブル席には、早くも出来上がっている様子の客が数名。

 

とにかく、迎えに出た若い女性店員に声を掛ける。

「ふたりだけど、空いてます?」

「予約されましたか?」

「いいえ」

ここで、店員の眉間にタテジワが生じた。

「・・ちょっと、待ってください」

まずい。念のため予約しておいたほうが良かったかなぁ。

だけど予約なんかに縛られず、自由気ままに過ごしたほうが、旅は楽しいし・・

しょうもない言い訳を、頭の中でこねまわす間にも

店の奥にとって返した店員は、そこで働く女将さん?と、しばし相談。

戻って来ると「こちらでよろしかったら、どうぞ」

戸口から奥への通り道になる壁際に置かれた、2人用テーブルを指し示した。

「はい、全然いいです!」

やった。ギリギリで待たずに入れた!!

 

ほくほく顔で小さなテーブルを挟んで座り

壁に書かれた「本日のおすすめ」を検討している間にも

新しい客が引き戸を開けて店員に空席を尋ねては

満席だと断られ、残念そうに帰って行く姿を2~3回目にした。

ホントに、"ラスト・ワン"だったのだ。

――次回は必ず予約を入れると、肝に銘じた。

 

なにはともあれ、2日前には食べ切れず

注文しそびれていた数品をオーダー。

ピールや酎ハイと一緒に、モリモリいただく。

(焼酎だと一杯分の量が多すぎて、半分以上残しそうだったので)

2回目になるけど、やはり海鮮類のボリュームとコスパがハンパない。

たとえば「漁師風サラダ」という名の一皿は

野菜やウミブドウの上に、何種類もの刺身がドーンと載っている。

これは「サラダ」というより、「お刺身セット」だよね。

 

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      これがウワサの「漁師風サラダ」。たしか500円ぐらい。

そんなふうに、出てくるひと皿ひと皿が

いずれも納得の味と量。

膨らんだ腹を抱え、最後に洩れるつぶやきは・・

やっぱり美味しかったね~。

石垣島旅行のフィナーレにふさわしい、大満足のひとときだった。

 

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      帰り際、隣接する「鮮魚店」の正面で一枚。また来るね!

 

・・なんて、綺麗にまとめたいところだが

店を出たとき、時刻はようやく7時を回ったばかり。

まだまだ夜は長く、島一番の繁華街・ユーグレナモールをひとまわり。

頑張って営業する土産物屋を、冷やかし気分で覗いてみたところ・・

ウソだろ・・ファーマーズマーケットより安いじゃん!

と、遅ればせながら〈地元スーパーが一番安い〉という"観光地の鉄則"が

石垣島では通用しないことに気づかされる。

いかにもな店構えの土産ショップが、どこよりも安いな観光地なんて

記憶する限り、初めだと思う。

もちろん、何でもかんでも値引きしているわけではない。

でも、店ごとの「特売品」に関しては、きっちり最安値で提供している。

 

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         石垣島に限って、土産物店はあなどれない・・

 

よーし、"次回"のお土産(主に食品)探しは、この辺りで決めるぞ!

――アルコールでふわふわしつつ、またも石垣島再訪の目的を増やすのだった。

 

ではでは、またね。