超軽☆麗音☆ノーストレス。 DENON AH-C830NC を買ってみた(主にSONY WF-1000XM3との比較) Make-Makeのススメ

去年3月に購入したワイヤレスホンSONY WF-1000XM3だったが

10日ほど前、いきなり左側のBluetooth機能がダウン。

片方しか使えなくなったため、急遽代わりの機体を探した。

 

音楽プレーヤーとイヤホンに関しては

初代カセットテープウォークマンの時代から

長年ほぼSONY一択でチョイスしてきたが

今回、本体よりも高価な商品がわずか一年半で自然故障したことを受け

別メーカーに乗り換えることに。

 

すると、中国メーカーなど格安製品の情報に交じって

DENONが、初めてノイキャンイヤホンを発売したというニュースが!

実は十年以上前、DENONのイヤホン(有線&ノイキャンなし)を買ったところ

とても自然な音が好みにピッタリ。

おまけに今も現役で使用可能という、驚きの耐久性を誇っているのだ。

さっそく評判などをチェックしてみると、予想以上の好感触。

そんなわけで、これも何かの縁・・と思い、迷わず購入することに。。

(黒は「入荷待ち」だったのですぐに使用できる白を選んだ)

 

で、つい1時間半ほど前に、現物が届いた。

いそいそ箱を開ける・・・・小っさ。

充電器を兼ねたケースのサイズは、WF-1000XM3(以下XM3と略す)と比べると

二回りほど小さく、しかも重さは3分の1程度?

これなら、持ち歩いても荷物にならない。

 

ともあれケースを開け、中に収まっていたイヤホンから絶縁フィルムを剥がす。

「絶縁フィルム」とは、イヤホンの背中側に細長く貼られた細長いテープ。

白バージョンだと、青い装飾ラインのようにも見える。

※最初のうち、この「絶縁フィルム」の存在に気づかず、何度もペアリングに失敗。

 ひょっとして不良品かも・・などと、不安になってしまった。

 

試行錯誤すること数分。

ようやく、ああこれが絶縁フィルムだったのか! と気づいてペリペリ剥がす。

そこから接続完了までは、ほんの一瞬。

ボリュームを低めにセットし、右イヤホンをトンと叩いた。

 

それから2時間近く。

ずっと本器で音楽を聴いたまま、この文章を打ち込んでいるのだが。

以下、思いつくままの感想を並べてみたい。

 

まずは、装着感など。

とにかく、軽い!

XM3がけっこう重く、常に〈装着感〉を意識せざるを得なかったことに比べれば

冗談ぬきに"着けていることを忘れる"ほど、ソフトでライトな使用感だ。

それに、イヤホン本体の出っぱりもほぼないので

XM3使用時に悩まされた、「汗を拭く時に触れて落とす」危険からも解放される。

実際、夏場の散歩中、汗を拭いた拍子にイヤホンが外れる事態が続出。

橋の上で片方落としてしまい、危うく"川ポチャ"になることもあったしね。

 

続いて、操作感。

「軽さ」と「コンパクトさ」にこだわったのだろう

本器をタッチしてできる操作は、左右とも1形式のみ。

右は、1回タッチ/プレイ&ポーズ 2回/一曲先へ 3回/1曲前へ。

左は、タッチするごとに「ノイズキャンセル⇒周囲音ミックス⇒オフ」と切り替わる。

と、きわめてオーソドックスな機能に絞られている。

このあたりは、幾通りもの操作が選べたXM3の勝ちだろう。

個人的には、本体側でしか音量コントロールできないのが、ちょっと痛かった。

ロック、ポップス、アニソン、ジャズ、クラシック、ワールドミュージックなどなど

ジャンル不問の"闇鍋スタイル"で1万7千曲をランダム再生しているため

音量を揃える本体の機能を活用しても

曲の切り換わりで突然大音響が爆発する、なんて事態も少なくない。

だけど、機能を削ったおかげで、装着感ほぼゼロの快適リスニングが楽しめるのだ。

プラスマイナスで考えれば、圧倒的にプラスといえる。

 

でもって、音質。

正直なところ、それほど耳がいいわけではない。

またいい歳なので、周波数の高い音域が聴き取れなくなった。

それでも――きわめて素直で聴きやすい音であることは、断言できる。

低音・中音・高音いずれもナチュラルに再生されているし

気のせいかもしれないが、一つ一つの音(楽器)の背後に空間が広がりを感じる。

なので、このまま何時間き続けてもストレスなしで過ごせそう。

逆に低音を強調したり、中音域を膨らませたりといった演出は感じられないので

いろいろいじって楽しみたい方には、他のメーカーをオススメしたい。

 

ノイズキャンセリング機能にも触れなきゃだけど

ず~っと自室のデスク前にいるから、バックグラウンド音?は「シーン」のみ。

再生曲以外に何も聞こえないので、失望することはないと思うけど、

このあたりは、明日の外出時に確かめてみよう。

 

使用後2時間(+30分)での率直な感想は、こんなところか。

早い話、「ボリューム操作機能」以外はSONY WF-1000XM3に圧勝!! だ。

思い付きで買っちまって、よかったよかった。

 

繰り返しになるけどDENON AH-C830NCのアピール・ポイントは

★装着感がメチャ快適! とにかく軽くて、ストレスフリー!

★"聴き疲れ"とは無縁のナチュラルな音像。地味だけど、これ大事。

 

なにはともあれ、明日からの"お散歩"が楽しみだ~~

 

ではでは、またね。