もしも名古屋市長・河村たかしが、ジャニーズばりのイケメンだったら・・ 本日の”なんだかなぁ”

「信じがたい蛮行」としてマスコミから総バッシングを受け

"被害者"と呼ばれるメダリスト本人が自ら訴えたわけでもないのに

周囲の関係者が勝手に〈メダル交換〉を決めてしまった

『川村名古屋市長メダル噛み騒動』のひとしきり。

 

この手の"セクハラ関連事件"が報道され

加害者への容赦ない非難&攻撃が盛り上がるたび

うたたは、タンスの底にしまい込んでいた"溜め息"を引っ張り出し

同情混じりのつぶやきとともに、長く吐き出すのだった。

 

いわく・・

あ~~あ。容姿端麗な男だったら、こんなには叩かれなかっただろうに――と。

 

もちろん、河村市長の行ないが"周囲の繭をひそめさせる"レベルの

自分勝手なシロモノだという事実は、否定しない。

表敬訪問に訪れたメダリストの意思確認をすっ飛ばして

いきなりメダルにかみついてしまったのだから。

とうてい大都市の長とは思えない、幼稚にして自己中心的な愚挙である。

 

だが、しかし。

嬉しそうに顔をゆがめて金色のメダルに歯を立てる河村市長の

お世辞にも整っているとは称せないご尊顔を拝するたび

胸に込み上げる〈ifマーク〉を、抑えることができなくなってしまうのだ。

 

もし彼が、イケメンと呼ばれる類いの容貌・性格の持ち主であり

彼へ訪問セレモニーが、少なからぬ女性にとって"嬉しい出来事"であったならば

ここまでボロクソにはケナされなかったことだろうーーと。

 

ぜひとも、想像してみていただたい。

ジャニーズまでは行かなくとも、例えば名古屋市長が小泉進次郎だったとして。

突如、予定にはなかった「メダル噛み」を"やらかして"しまったら・・・。

果たして、河村氏が受けたほどの"問答無用の逆風"を浴びただろうか?

いや。断言できるが、彼に対する非難の声は、はるかに小さいものだったに違いない。

 

結婚や子どもの誕生、加えて意味不明な言動を差し引いたとしても

まだまだ彼の「外見」は、イケメンの域に留まっており

多くの女性(メダリストを含む)は、彼と面会することを不快には思わないはずだ。

まんいち、"あの場面"でメダルをカリッと噛んだとしても

せいぜいいたずらっ子が叱られる程度の苦言を呈されるだけで「事件」は完了。

場合には、「照れ笑いを浮かべて謝る姿が可愛い」とかなんとか

逆に株を上げるエピソードにもなりかねない。

 

要するに、何を言いたいのかといえば。

セクハラを中心とした〈ハラスメント事件〉が成立するかどうかは

すべて被害者サイドが「どう感じたか」に起因する。

痛みや苦しみの申告と同様、100パーセント〈主観〉に依存しているということ。

言い方を変えれば、被害者(一般大衆を含む)が「不快だ!」と意識した時のみ

発生する出来事なのである

 

したがって、加害者(仮)が、傍からみてどれほど犯罪的な言動に出ようと

(メダル噛みどころか、ハグやキスなど、よりセクシャルな行動も含む)

被害者(仮)が不快に感じなければ、罪としては成立しえない。

それどころか、アイドルに対するファンのように、秘かに憧れていた相手だったら

「嬉しい!!」と、踊り出すような〈幸せなハプニング〉へと裏返る。

 

そんなわけで、こうした一方的でヒステリックなセクハラ報道に接するたび

『平等を唱える輩が、こんなにも人を外見で差別していることに気づかないなんて。

 ホンット、人間って、視野の狭い生き物なんだなぁ・・』

と、連日雨模様の空を見上げてしまうのだった。

 

ともあれ、河村たかし名古屋市長には

いち政治家としての至らなさを猛省していただくと同時に

「災難だったね~、イケメンじゃなくて。
 でも、しょうがないよ、平等じゃないのが世の中なんだからさ」

など、同じく許される可能性ゼロの"非イケメン仲間"として

同情の言葉を寄せておくことにしよう。

 次からは己の容姿を自覚し、思慮と配慮のある言動を心掛けるように。

 

以前にも、同じ趣旨のブログをアップしたけど

どこにも届いてなかったみたいなので

くどいかな・・と思いつつ、書かせていただいた。

 

ではでは、またね。