なぜ「超満員ノーマスク球宴」の大谷選手は大絶賛で、「東京五輪」だと"今はそれどころじゃない!"なのか? 本日の"なんだかなぁ"

連日の「オオタニ・フィーバー」に、そこいらじゅうが沸き立っている。

もちろんうたたも録画ながら、思いっきり堪能させてもらった。

どうにも口を挟まずにはいられぬ〈気持ち悪さ〉に

ず~~~~っと胸の片隅を、チクチク突つかれながら――。

大谷の活躍ぶりや現地(日本のマスコミを含む)の熱狂ぶりを見れば見るほど

この国を覆い尽くす"同調圧力"の激烈さに、頭が痛くなってくるのだ。

 

あのさ。

どうして、誰も、満員御礼&感染対策皆無のオールスター戦開催に対して

「今はそれどころじゃないだろ!」と罵声を浴びせるどころか

〈コロナ感染対策的には憂慮すべき事態だ〉みたいな非難の声すら上げないの?

 

もちろん、選手とスタジアムの観客が一体になった、あのお祭り騒ぎなしに

大谷選手のスーパースターぶりを味わうことはできなかっただろう。

そういう意味では、感染拡大が続くなか、例年通りの興行に踏み切ったMLBには

感謝の念しか抱いていない。

制限解除のおかげで大谷選手はこんなに輝くことができた。本当にありがとう!

 

けれど、東京五輪に対し「無観客は当然」「今からでも中止すべきだ」と主張する

"良識者のみなさん"は、一緒になって喜ぶなんて、死んでも許されないはず。

「こんないいかげんなことしてたら、また新たな変異種が出来てしまう!

 日本はアメリカに厳重な抗議を表明し、大谷選手にも反省と自粛を求めるべきだ。

 今はメジャーリーグどころじゃないんだから!!」

・・・と、目くじら立てまくって怒り狂うのが、スジというものだ。

 

なんでさ?

「アレ(大リーグ)」はOKで、「コレ(東京五輪)」はNGなの?

うたたには理解できないよ。

 

・・え? なに? 

アメリカと日本では、事情が違う?

ワクチン接種率を比べて見ろ? 

そうは言っても、向こうだって3割以上が未接種。

なのに誰ひとりマスクなし。満員の会場で肩組んで大声で歌ってるよ。

感染状況からして、今もって日本よりアメリカのほうがはるかに悪いってのに。

(こちらの感染者数が連日1万人を超えても、まだまだ余裕たっぷり)

 

そんな、名実ともに「桁違い」の感染状況だけど

海の向こうは――マスクなしの超満員でもノープロブレム!

ひと桁少ない日本だと――完全無観客どころか、五輪なんか中止しろ!

 

ふと、野坂昭如の名曲を思い出した。

♪日本と世界のあいだには~深くて暗い河がある~♪ ・・なんちって。

 

高齢者のワクチン接種完了が過半数に迫るなか

本当に懸念せねばならない「重症者」と「死亡者」数は、順調に下がり続けている。

なのに、1年半前と全く変わらぬ〈未知の殺人ウイルス〉扱いを死守して

「人の命か、オリンピックか?」という、ムチャクチャな二者択一を叫び続ける。

そのくせ、一歩「国内」を離れてしまえば

「あっちは大変だね~」と、完全な他人目線で口先だけの同情を呟きつつ

ユーロ(サッカー)や大リーグの中継には、我がことのように大騒ぎできてしまう。

 

いったい、なんなんだろうね。

ここまでえげつない〈ダブルスタンダード〉の裏にある「本音」ってヤツは?

・・・・ひょっとして、あれか?

――日本人でなけりゃ、何人死んだって気にしないーーーーとか?

あわわわわ。

まったくもう、人として考えちゃいけないことまで書いちまったよ。

誰か、助けてくれ。

 

ブログが腐るだけだから

ホントにもう、この手の意見表明は終わりにしなければ。

ただひとつ、いつも繰り返しになっちまうが。

2千年前に生きたローマ人、ユリウス・カエサルの至言をもって

本稿を閉じさせていただこう。

――人は、自分が信じたいことしか信じない。

 

ではでは、またね。