「予約時間」は"おおむね"でOK! 新型コロナワクチン接種記録〔1回目〕 

遅ればせながら、新型コロナのワクチン接種を受けてきた。

各地での大規模接種が始まった先週あたりから

ようやくネット予約が入るようになり

1人分だけ空いていた(大規模接種を受けたと思われる)集団接種の

本日午後のワクに滑り込むことができたのだった。

 

場所は、自宅から徒歩圏にある公会堂&スポーツセンター。

13時45分の予約だったが、余裕をもって出発し15分前に到着した。

車を利用する方も多く、駐車待ちする列を横目に、とことこ歩いて入口へ。

すると自動扉の手前に2人の女性係員が立っていて

「何時の予約ですか?」と聞かれた。

「45分です」と答えると、「では、受付へどうぞ」とまっすぐ前を示された。

※予約票に記載された「予約日時」は、あくまで単なる目安。

 30分以上前に来ても、そのまま受付手続きを受けることができる

 (多分45分より前だと、エントランス奥に確保されたスペースの椅子に案内され

  時間になるまで、そこに座って待つようになっていた)

★プリントアウトした予約票は、接種完了まで一度も取り出す機会がなかった。

 

ともあれ、扉を潜ってまっすぐ進み、手招きする別の女性係員の元へ向かう。

もいちど口頭だけで予約時間を確認すると

数字が書かれた名刺大のポストイットを手渡された。

※ちなみに400番台の後半だった。

「こちらをお持ちになって、左手の方向にお進みください」とのこと。

テープ?で仕切られた通路伝いに左に進み、バレーボールコート2面ほどの部屋へ。

8✖10≒80脚ほどの椅子が並べられ、ほぼ半分が先客で埋まっていた。

◇待機スペース①◇自分の番号(10番単位)がよばれるまで、10分ほど待機。

待つことは予想していたので、持参した文庫本を取り出してやり過ごす。

該当する番号が呼ばれ、ほかの9人と一緒に、また別の場所へと案内される。

 

◇待機スペース②◇10×10程度の椅子が並ぶ。再び待つこと、およそ五分。

ポストイットの番号を呼ばれ、2列に並んだテーブルで待つ男性係員の前へ。

①書類審査A 免許証(健康保険証)を提出し、予診票の記載事項を確認。

基本情報の確認だけなので、ここは立ったまま。

1分もかからず「OK」が出て、奥の横長テーブルで待つ2人組係員の前に案内される。

②書類審査B 接種券と、予診票の記載事項をチェックする。

多少時間がかかるのか、ここでは椅子に座って手続きを受けた。

書類審査②をクリアすると、新たな番号(これも名刺大のポストイット)を受け取る。

※今度は「55番」だった。

 

椅子から立ち上がると、待っていた係員に

「では、このあとワクチン接種を受けていただきます」と言われ

またまた別の場所へと案内される。

※接種会場は2カ所あり、当方が受けたのは「青い矢印」の先。

◇待機スペース③◇体育館サイズ、というか体育館そのものの空間。

手前半分に、折りたたみ椅子が何列か並べられ。そのひとつに座らされる。

座った位置の正面になる、奥の半分が「接種スペース」らしい。

白いパネル壁で仕切られたブースが3つ、並んでいる。

(パネルに阻まれ、向こうの様子は見えない)

今度も数分待つと番号(55番)を呼ばれ、右手のブースに案内される。

 

③接種前の最終審査(医師による問診

病院の診察室を簡略化したようなブースに、いかにも医師らしい男性がひとり。

診察のとき同様、対面の丸椅子を勧められ、予診票に従って最終チェックを受ける。

要するに、ここでワクチン接種の可否を判断するわけだ。

やや血圧が高いことだけを告げると

予診票の「医師記入欄」の〈可能〉にチェック、カタカナで医師書名を済ませた。

 

予診票を受け取り、ありがとうございました。

ブース奥の出口から進むと、そこにも20脚ほどの折りたたみ椅子が一列に。

係の女性に指示されたイスのひとつに座る。

◇待機スペース④◇病院の廊下にある待合スペース同様、L字形に椅子が並んでいた。

すかさず読書体制に入るが、目の前を人が通るので集中できず。

やはり5~6分ほどで、今度は番号ではなく、座った順に案内される。

体育館のコーナーに沿って、左・左に進んだ先に

これまた白いパネル壁に囲まれた、ワクチン接種ブースがあった。

 

④ワクチン接種

3畳程度のスペースにイス、テーブルなど、必要最低限の用具。

そこにワクチン接種者、看護師?が待っていた。

まず、2回目の接種のための「予診票」を新たに受け取る。

「次回はこちらに記入してお持ちください」。

今日書いて来た「予診票」の写しも、手渡された

「本日の分です。こちらも大切に保管しておいてください」

接種後、副作用などが生じた場合、対応する目安になるからだろう。

 

んで、いよいよワクチン接種。

「それでは、接種を受けていただきます。右がいいですすか、左がいいですか?」

「どちらでも」と答えると、ちょっと笑って「じゃ、左にしましょうか」。

ポロシャツの袖を肩までめくる。

「消毒液、つけても大丈夫ですか」と訊かれる。

「大丈夫です」。

確認するからには、かぶれたりアレルギーを起こす人がいるのだろう。

消毒液を塗られ、「この辺に打ちます」と教えてくれる。

注射が好きなわけではないので、ぼんやり目線を逸らしていると

肩に注射針が刺さる感触と、何かが押し入って来る圧迫感&鈍い痛みが続く。

"あれ・・思ったより痛いかも・・」

という不安が大きくなる前に、ワクチン注入は終わり、接種完了。

やっぱ、大したことはなかったみたい。

 

やれやれ、やっと終わったか・・と思ったら、

「このあと、14時25分まで待機していただきます。

 こちらのシールを貼りますので、ご自分ではがさないようお願いします」

と、ペタリ。右胸の上に、時刻を描かれた名刺大のシールを添付される。

最後に、「予防接種済証(臨時)」を貼った「接種券シート」を受け取り

接種ブースの外へ。

そこにも数十脚の折りたたみ椅子の並ぶ空間が待っていた。

 

◇待機スペース⑤◇

「看護師」の名札?をつけた若い女性がにこやかに近づき、座る椅子まで案内。

「ご気分は悪くないですか?」「何か変化はありませんか?」と質問してきた。

左肩に僅かな痛みが残るだけだったので、「いや、別に何もありません」と答える。

「それでは、あと15分ほど、このままでお待ちください。

 時間になりましたら、こちらのシールもはがしますので

 ご自身でははがさないよう、お願いします」。わかったわかった。

 

何事も起こらぬまま、読書に集中するうち15分が経過。

先ほど座る椅子まで案内してくれた看護師が、ふたたびやってきた。

「はい、時間になりましたので、お引き取り頂いて結構です(うろ覚え)」と言って

胸のシールをペリリとはがした。

「どうも、お疲れ様でした」の声に送られ、会場の外へ。

 

入場から退場まで、全部ひっくるめても1時間弱で完了。

当初予想していたより、スムーズかつストレスの少ないワクチン接種だった。

やたら係員の数が多かったような気もするが

重篤な副作用など、"緊急事態"に備えた予備戦力なのだろう。

 

※接種から8時間ほど経過しているが

 少しだけ左肩に鈍い痛みが残り、重く感じる以外、体調に変化はない。

 1回目だからとも言えるが、ひとまず問題なさそうだ。

 

★次回(2回目)は、今回のように「予約時間」に囚われず

 30分前あたりを目標に、のんびり出かけよう。

 

ではでは、またね。