2020年2月✖✖日
思い返せば、ちょうど1年前の2月なかば。
日に日に増加する「感染者数」と、欧米諸国への渡航制限.にビビリながらも
なんとか、中米(メキシコ&キューバ)方面への旅行はノーチェック状態を維持。
直前まで〈自重〉の声はかからずじまいだったので
"せっかくゲットした格安チケット。こんなチャンスは二度とない!"
との気持ちが抑えきれず、旅立ちを決意した。
ちなみに航空会社はアエロメヒコ(後にJALと同じ経営破綻に陥る)
成田を15時半に出発し、12時間半かけメキシコシティまで〔同日13時着〕
ここで5時間余りのトランジットと3時間余りのフライトをへて
同日22時45分、.キューバの首都ハバナに到着するというスケジュール。
トランジットを含めると21時間がかりとなる、長~い空の旅だった。
実は、今回の旅行先が決まったのは、ほとんど偶然に近い。
昨年(2019)は、6月にバルト三国、11月にトルコと続いたので
とりあえずヨーロッパは除外。(三連発だったらコロナでアウトになっていた)
そこで「未訪問&2-3月も快適に過ごせそうな」地域に絞って、旅行代をチェック。
するとチュニジア、南インド、オセアニア、中南米など手当たり次第に調べるうち
なぜかメキシコシティを往復するより安いキューバ便のチケットを発見。
なんて安い!⇒きっとこれは運命だ!⇒迷わず買うべし!
のショートカット三段跳びで、購入を決意した。
しかも、航空券を手配する会社に問い合わせたところ
「出発を1日早めて水曜日にすれば、さらにお一人1万円安くなりますよ」
と言われるまま、.全8日間の予定で航空券をゲットすることに。
要するに、〈お得だったから決めた〉だけのキューバ旅行。
まさかそれが、初めての海外旅行〈中国〉に匹敵する強烈な体験になろうとは・・
「行けばなんとかなるだろう」とお気楽のんきなふたりの予想を
良くも悪くも裏切る、"右往左往"の8日間だったのだ。
てなわけで、次回(明日)からは
35年前に訪れた解放直後の中国にも感じた〈理不尽な社会主義〉に翻弄され
ドキドキオロオロしっぱなしだった日々を、とりとめなく綴ることにしよう。
(しかも、最も刺戟的だったのはキューバ国内ではなく
帰りに立ち寄ったメキシコシティの"カオスぶり"というオマケ付き)
ではでは、またね。