〈自由旅行〉にこだわる気力も体力も。。。 カッパドキア&イスタンブールの旅 2019.11.28-12.5 4日目(後編) Ara-kanふたり旅

2019.年12月1日(日) 残念だったツアーの後、イスタンブールへ移動

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イスタンブール新空港 22時30分

買い物から戻るお嬢様たちをじっと待ち続けるバスを降り

小雨降るなか、ウィンドウショッピングがてら、表通りをぶらぶら散策。

初日に入ったカフェで温かいチャイを飲み、17時ごろホテルに戻る。

預けておいた荷物を受付でピックアップ。

スマホのバッテリーをチャージしつつ、迎えの車を待つことに。

少しずつ強くなる雨を眺めながら

今回は送迎付きのツアーで正解だった、としみじみ思う。

 

数年前、自力で航空券とホテルを予約・購入する方法に切り替えて以来

できるだけ空港⇔ホテル間の送迎は申し込まず

バス・電車などの公共交通機関を利用して移動することにしていた。

(可能な限りタクシーも使わない)

もちろん理由のひとつは、「料金の安さ」。

しかし、それよりも大きいポイントは

 乗っただけで〈現地の生活に触れた気分になれる〉ところだった。

また、乗用車よりも高い位置から外が眺められるので

ちょっとした遊覧気分が味わえることも、気に入っていた。

(だから、どんなに便利でも地下鉄は好きになれない)

たとえ混んでて座れなくても、それを補うような面白い体験をしてきたから。

ベトナムや韓国では、当然のように子供たちが譲ってくれたり。

 逆にキューバで目の前にできた空席に座ろうとしたら

 隣の若者に睨まれ、近くに立っていた女性に譲らされたことも。

 たぶん「レディファースト」ってヤツだ)

 

しかし、今回の旅(特にカッパドキア)の移動に関しては

事前にチェックしてみると、バスのルートも本数も少ないうえ

目指す町のバスターミナルに辿り着いたとしても

そこから洞窟ホテルまでは、延々坂を登らされそうな状況だと分かってきた。

なので、途中で力尽き、慌ててタクシーを探すよりは・・と

異例の「送迎付きツアー」に決めたのだった。

 

てなわけで、暖房の効いたレセプション・ルームで

うつらうつらしていると、迎えの車の運転手さんが到着。

本降りになってきたギョレメの街に別れを告げ

一路、ネヴシェヒル空港へ。

チェックインを済ませてから、日本人観光客の姿もちらほら見える行列に並び

予定通り2045発のTK2009便に搭乗。

イスタンブール空港に到着したのは、22時半近くだった。

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        番号ごとに違う名所の絵が描いてあった

 

ここに至ってようやく気づいたが

イスタンブール新空港は去年(2018年10月末)に完成したばかり。

どこを向いても広々としていてピッカピカだった。

だが、そのかわり郊外に移転したため、迎えの車に乗った後も

市街地まで1時間以上かかるはめに。

結局ホテルにチェックインできたのは、日付が改まる直前だった。

ちなみにホテル名は「Grand Yavus(グランド・ヤヴス)」

ブルーモスク、グランドバザールなどが徒歩圏内にある、4つ星ホテル。

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小さく鋭い発光ダイオードより、断然こっちの灯りのほうが好き

そのまま寝てしまってもよかったのだが

やっぱり、生まれて初めてのイスタンブール市街を歩いてみたかった。

小腹も空いていたしね。

ホテルを抜け出し、グーグルマップを頼りに真っ暗な坂道を登る。

やがてトラムが走る大通りに出ると、

まだ明かりのついていたケバブ店?を発見。

これ幸いとドアを潜り、2階に上がり、眺めのいい窓際の席に座る。

ところが、渡されたメニューを隅々までチェックしても。

――あれ? ビールがない。

そう。ここがイスラム教国だという事実をすっかり忘れており

"レストランならどこでもビールくらい置いてあるだろう。

お疲れさまの気持ちも込めて、イスタンブール到着の乾杯をしよう"

・・などと、勝手に決めつけていたのだ。

 

てなわけで、そっとメニューをテーブルに置いて席を立ち

怪訝な表情の店員さんに「ソーリー」とだけ声をかけ

こそこそと店を後にしたのだった。

あー、恥ずかしい。

 

結局、ホテルの前で店を開けていた雑貨屋?で

宿泊客用に置いてあるらしき、かなり割高のピールを購入。

(中瓶一本180トルコリラ=360円。もちろん値札はなく言い値)

ネヴシェヒルで買った極上ナッツをつまみに

ナイトキャップを愉しんだAra-kanふたりであった。

(実際に酒を飲んだのは野郎だけ)

 

12月4日深夜(25時55分)発の帰国便まで

イスタンブールの自由時間は、ほぼまる3日。

さあ、どこに行って何をしようかな・・

 

ではでは、またね。

 

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ろくな写真がなかったので、翌朝ホテルからの眺めをフライングで紹介