「GoTo」を止めても、感染は止まらない。そんなことより・・  本日の”なんだかなぁ”

北海道で、連日3ケタの数字が並び

今日また大阪で200以上、東京では300間際と

新型コロナ感染者数は、〈高止まり傾向〉が当然の状況になりつつある。

あわてて政府の一部からは、「北海道をGoToの対象から除外するべきでは」

といった意見まで、ちらほら上がってきている。

 

でもね、この件に関しては

もう何カ月も前から同じことを言い続けてて

これも似たような内容の繰り返しになってしまうだろうけどさ。

まずもって、新型コロナへの感染を100%抑えることは不可能なんだから。

 

お偉い方々が最大の拠り所としている『PCR検査』からし

「正解(判定)率7割」という、穴だらけのザル検査だということ。

最近ようやく精度が向上してきたらしいが、それでも精一杯頑張って90%どまり。

1万人のうち100人の感染者が「陰性」と間違われ、

PCRで陰性だったからオレ(私)は大丈夫! 

と大手を振って街に繰り出し、哀れスーパースプレッダーとなってしまう

 

次に、発症(発熱)前から感染を広めることが分かっている。

どれほどしつこく体温検査を実施したって

「36度2分、平熱です!」みたいなコンピューター音声が流れて入場OK。

関門としての存在価値が失われる瞬間だ。

 

そして、最後のトドメが「無症状感染者」の存在。

全感染者の圧倒的多数が、この〈なーんも症状がない人〉なのだから

組織的に阻止しようとすること自体が

まさに、《波打ち際のお城》のようなもの。

どんなに高い壁を築こうが、潮が満ちたら、ザクッと崩れてしまうのだ。

 

もちろん、マスク着用やこまめな小毒など

感染予防の心がけが、すべて無駄だ、などという暴論を吐くつもりはない。

事実、マスク着用=人権(自由)に対する暴力だ! 

と主張し、権利と義務をごっちゃにした〈エセ人権主義者〉が少ないおかげで

この国における感染者数は、なんとか爆発的急増を免れている。

おかげで、重症患者の数も低めに抑えることができ

結果として、医療体制の崩壊にまで至らずに対応できているのだ。

 

でもって、誠に幸いなことに。

日本では、いまだ10代以下の「新型コロナによる死者」が出ていない。

――はずだよね?

だからこそ、時折り「感染者出現!」とニュースで大騒ぎするが

高校以下の学校も幼稚園・保育園も再開され

今日もまた「ついに罪なき子供が新型コロナの犠牲者に!」などという

ヒステリックな事態を招かずに済んでいるのだから。

 

そんなわけで、オイラの主張は

このブログを始めた5~6月ごろと、ほぼまるっとおんなじだ。

『マスク・消毒など一人一人にできる予防対策は必要だが

 〈どんなに気を付けていても感染するときは感染する〉という基本姿勢は維持。

 感染者数を低レベルに抑えたまま、長い目で新型コロナと付き合っていく』

これっきゃ、ないわけでしょ。

 

だから、――おお、長い前フリだったな。

感染者数が急増したからって

「やっぱりGoToは失敗だった!」とか大騒ぎせず

『できる範囲で、できることを、粛々と続けていくしかない』んだよ。

 

そもそも、北海道のケース(感染者数増加)を例にとっても

札幌における最大の震源地は地元の方々が通う「すすきの歓楽街」であって

外からの旅行者が最も頻繁に出入りしているはずの

ホテル・空港・観光地とかでクラスターが起きたわけじゃないんでしょ。

もしそんなコトあったら、テレビキャスターやコメンテーターが黙ってないもんね。

 

実際、オイラが先月Goto札幌(周辺)をやったとき

北海道の宿泊施設での感染対策は、関東一円よりはるかにシビアだったよ。

館内に入るところには、必ず消毒液と体温測定機器が待ち構えていて

この「手指消毒」と「体温検査」をバスしないと、入れてもらえなかった。

朝食のビュッフェでも、一人一人入場時にマスク着用と手指の消毒が義務付けられ

使い捨てのビニール?手袋を装着しないと、料理を取りに行けなかった。

もちろん、某社の団体旅行でクラスターが発生したというニュースは知っているが

それが「札幌の3ケタ」に直結しているとは、考えにくいのだ。

 

おとといから昨日、長女一家と遊びに行った那須高原のホテルでは

入口に体温測定機の影も形もなく(もちろん計る人も不在だった)

ポツンと置かれた消毒液に手を伸ばす利用客の姿さえ、まばらだったのだから。

・・だからといって、このホテルを責めるつもりは毛頭ない。

 

なぜなら、最近の感染者数急増の一番の理由は「GoTO」ではなく

終わりの見えない制限&自粛に対する”慣れ・飽き・ゆるみ”に他ならないと

確信しているからだ。

長期間にわたって無理を強いられれば

誰だって「ちょっとぐらいいいのでは」「そろそろ大丈夫だろう」とか

思いはじめ、ついついガードが下がってしまうもの。

そちら側から事態を眺めてみると

「Goto」は一定以上の〈ガス抜き効果〉を果たしている!

――そう断言しても、言い過ぎではないだろう。

 

そんなことより、いま早急に検討すべき問題は、別にある。

5カ月前、すでに述べた内容の繰り返しになるが・・

もはや、この病をコレラ・ペスト・エボラ出血熱などと同じく

「感染者は2週間の隔離を義務付ける」必要があるほどの重大な病だとは

どーーーしても、思えないんだよ。

確かに、高齢者や一部の持病のある人にすれば

〈場合によっては命に関わる事態に陥ることもある病〉ではある。

でも、それを言ったら、毎年冬場に猛威を振るうインフルエンザだって

同じように「2週間の隔離」を義務付けないとダメじゃん。

事実、コロナよりこの病の犠牲になる若者(子供)の方が間違いなく多いんだから。

 

ワクチンが(一応)あれば、通常の感染症

ワクチンが開発されていないから、重大な感染症

こんな、お役所仕事丸出し、誰かが責任を回避するための枠組みなんか
とっとと、とっぱらっちまえばいいのに。

少なくとも、ケタ違いの数の死者数を出し続けている欧米などと

同じ物差しで測る病気ではないはずだ。

 

何カ月も「感染予防」という鎖を首の周りに巻き付けられ

カネを稼ぐことも、息をすることもままならなくなった人々。

とりわけ未来への希望を奪われた若者たちが

次から次へと〈自死〉という名の奈落に身を投げているのだから。

 

有名芸能人の自殺が、最近の若者の自殺急増を引き起こしている。

などと、偉い先生の皆さんはおっしゃるけどさ。

問題はそんなことじゃないって、なんで気付かないのかな。

そもそも、〈有名芸能人を自殺に追いやる行動〉自体が

半年以上絶え間なく続いている『新型コロナ自粛圧力』の結果に他ならない!!

――って、どうして誰も声を上ないんだよ!?

 

おお、久々に腹を立ててしまった。

これ以上ほっとくと何を口走るかわからん。

なので・・今夜は、ここまで!

 

ではでは、またね。