2020年10月21日(水) 札幌~新千歳空港⇒羽田
朝7時、ホテルの1階レストランに降りて
みたびビュッフェスタイルの朝食をいただく。
マスク着用はもちろん、今度も入口で手指消毒&手袋装着し会場へ。
実は昨日の午後、駐車場に車を入れ、一応フロントにそのことを伝えたとき
お昼時でもないのに賑わっていたのを見ていた。
それで、ひょっとして・・と抱いた期待は、外れていなかった。
焼きたてのパンやサラダなど、洋食を主体とした新鮮な食材以外にも
地元産の肉と野菜を使った一皿が、運ばれてきたのだ。
おかげで、いいかげん腹具合との調整にも慣れて来たはずが
またもや取ってきた料理を、かなり無理して腹に納めるという事態に。
いいかげん学習しよろな・・
ちなみに、このホテル(札幌ビューホテル大通り公園)は
札幌中央部に位置していることもあり
コロナ対策に関しては、今回泊まった宿のなかで最もシビアだった。
まず、地下駐車場に車を停め
1階のフロントへと上がるエレベーターブースに入ろうとすると
その手前に、手指の消毒器と画像診断機?が待ち構えている。
人が近づいたことを自動的に察知すると
「お手元の消毒液で手指を消毒し、画面に顔が映るよう近づけてください」
といった内容の自動音声が流れる。
そこで、手指を消毒し、上部の画面におでこのあたりが映るようにして立つと
「ピッ」という音とともに、電光掲示板に体温が表示。
おそらく37.5℃以上だと何らかのアラームが発せられるのだと思うが
幸い、ふたりとも36度台の前半だったので、無事入ることができた。
以後、ホテルを出入りするたび、この「診断」が必須となり
ぶっちゃけ「めんどいな・・」と感じたものだった。
だが、ホテル側からすれば、一人でも感染者(発症者)が見つかったら
即2週間?の営業停止を余儀なくされるのだから
ここまで警戒しても、とうてい安心はできないはずだ。
事実、我々が旅を終えた数日後から
北海道における新型コロナ感染者の数が急増。
夜間の外出制限も検討される厳しい状況になりつつある。
その原因の一端が、東京・大阪などからの旅行者であることは間違いない。
関西からの団体旅行でクラスターが起きたというニュースもあったし。
個人旅行であれば、充分に気を付ければ比較的感染リスクを低く抑えられるが
終日一緒に行動する団体の場合、食事時も会話をする時はマスクを着用!
なんてことは、とうてい守れるものじゃない。
第三者が近くにいなければ、マスクを外すのは仕方ないと思う。
ともあれ、旅行中にそんな面倒臭いことはちらりとも考えず
部屋に戻って小休止すると、すぐ荷物をまとめてチェックアウト。
帰りの飛行機は、お昼前に離陸。
レンタカーの返却などを考えると、9時出発でもギリギリなのだ。
なんとか急ぎ、8時半頃には車を出すことができた。
一路、新千歳空港へ!
・・とはいかず、せっかく早めに出発できたのだからと
途中、道の駅に立ち寄ることに。
千歳へ向かう道をひた走ること、40分ちょっと。
「道と川の駅 花ロードえにわ」に到着。
ここは3~4年前、下の娘の結婚式を札幌で挙げたとき
立ち寄ったことがあり、新鮮な野菜や果物が並ぶ市場が記憶に残っていた。
その時からは多少リニューアルされていたが
地元産物の品ぞろえと割安感は、当時と同じだった。
とはいえ、一本100円の大根やキャベツを抱えて飛行機に乗るわけにもいかず
賑わう店内を眺めるだけで我慢。
保存の効く小物をいくつか購入しただけで
再び千歳空港(近くのレンタカー屋)を目指すことに。
おっと、どこかでガソリンを入れないと。
レンタカーは「満タン返し」が基本なのだった。
あわててスマホの地図アプリを起動すると
しばらく走った道沿いにガソリンスタンドのマークを発見。
「会員になると5%引きです」との誘惑に負け
また1枚カードを増やしてしまった。
その後、札幌から離れるにつれ道はガラガラ、車はスピードアップ。
10時過ぎにはレンタカーの営業所に到着。
連絡バスへの乗車もスムーズで、10時20分頃には空港に着いてしまった。
予定していたスカイマークBC712の出発時間は11時40分。
期待通り、チェックイン機で空席を調べてみると
後ろの方に無人のエリアを発見!
すぐさま割り振られていた「通路寄り2席」をキャンセルし
横一列の両端窓側を1席ずつ指定した。
これで帰りも、機窓?の風景を楽しむことができる。
残るは、今回一度も食べていない〈札幌ラーメン〉のみ。
ご存じ空港内のラーメン横丁?へ足を運び
オーソドックスな味噌ラーメンをすすり込む。
(さすがに一杯は無理だったのでハーフサイズだった)
感想は・・・ン~~~、こんなもんかな。
正直、昨日衝撃を受けたスープカレーには遠く及ばなかった。
その後は、いつもどおりの手順で搭乗。
平日昼間の便だったこともあり、座席は横一例が貸切状態。
1時間半にも満たない空の旅だったが、のんびりと過ごすことができた。
てなわけで、無事に終った3泊4日の北海道旅行。
とにかく「Goto」のお陰で、申しわけないほどコスパのいい旅だった。
これだけ楽しんで、ふたり合計4万以下だなんて、バチが当たりそう。
たが、30年以上国内外でB級旅行を繰り返してきた我らにすれば
「いま行かないで、いつ行くの? いまでしょ!」の気分。
同じアホなら行かなきゃソンソン! とばかり、突っ走るのだった。
・・もちろん、最大限の新型コロナ対策とともに。
もともと冬場はマスク姿で外出するのがデフォルトなので
正直、あんまり苦にならないのだ。
ではでは、またね。