台湾(九份&台北)旅行 2019.9.26-29 2日目 名物に美味いものあり! Ara-kanふたり旅

痛みのため寝返りが打てなかったり

多少のトラブルはあったものの

予想通り「インナーぎっくり」は徐々に治まりつつある。

今回、日常生活に支障をきたさずに済んだのは

〈夜の筋トレ〉のおかげだったと思いたい。

 

・・てなわけで、中断ポイントから旅を再開することに。

 

2019年9月27日(金)

朝八時前に起床。

空模様は相変わらずどんよりした曇りだったが

なにせ部屋が半地下のため

窓は天井近く(外の位置は足許)に横長が2つあるだけ。

快晴でもあまり変わらないだろう。

ドアを開け、壁側に設置されたボックスから朝食を取り出す。

サンドイッチと豆乳のセットを、いただく。

 

薄暗い部屋にいてもしかたないので、九份の街へ。

九時台とあって、ほとんどの店が開店前。

仕入れの荷を運ぶ荷車やバイクが行き交っている。

昨夜入ったタロイモ団子の店に行き、今度は温かいバージョンを注文。

展望席はガラガラで、独り占め状態。

帰り路で、やっと店を開けた「阿蘭の草餅」を購入し、宿に持ち帰って食べる。

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朝の九份 観光客ゼロ

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著作権料は・・たぶん払ってないよね

チェックアウトの時間が近づくにつれ、雨が激しくなってきた。

天気次第で立ち寄る予定だった「金瓜石」行きは諦め

滝のような雨のなか、荷物を転がし、昨日の道を逆もどり。

幸運にも、停留所に駆け込むのを待っていたように

台北行きのバスが滑り込んできた。

 

九份老街10時過ぎ⇒12時ごろ、終点の忠孝復興駅に到着。

朝が軽かったため、お腹が空いてきた。

どうせならホテルに向かう前に、このあたりで昼食を摂ろうと調べてみると

小籠包の超有名店「鼎泰豊」支店が、目の前のビル内にあることを発見。

これまで何度も台湾を訪れていたものの

余りに知名度の高いグルメスポットだったため

なんとなく敬遠していたが

ダメ元気分で、すでに十人ほど地元客が待っていた行列に並ぶことに。

で、今までに入った数十件のレストランと比べてみた結果は。

――すみません、ナメてました。

予想を大きく超える味。確かに、小籠包はうまい。

クセのある食材や香辛料は抑え気味で、誰にでも親しみやすい味付けだ。

サービスも行き渡っていて、食べ方まで丁寧に教えてくれる。

これで料金もお手頃というのだから、地元の人々が並ぶのも無理はない。

機会があったら、もう一度試してみよう!

出だしでつまずいた今回の旅だったが

やや風向きが変わって来たような、ステキな昼食だった。

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たしかビルの1階かB1にあったはず

忠孝復興駅⇒西門駅に下車。6番出口から地上に出る。

再び強く降り出した雨のなか、スーツケースを転がすこと10分余り。

ようやく、台北のホテルに到着する。

眼の前のカルフールが目印の、サンライズビジネスホテルシーメン。

「エコノミーツインルーム」と名付けてあるだけに

予想通り、二段ベッドとバス&トイレのみの狭~い部屋だった。

寝るだけでOKだったので、値段相応といったところか。

 

ここで忘れちゃいけない、WebCheck-in。

搭乗48時間前から受け付けている、エバー航空の事前座席指定を完了。

ふたりとも"窓側スキー"だけに、前後並びの窓側席を確保した。

 

上下のベッドにごろりと転がり、ひとやすみ。

夕方になってから、散策へと出発。

ホテル~萬華~西門街~永康街あたりぷらぷら歩いていく。

徐々に雨が上がり、綺麗な夕焼けが頭上に広がる。

大学生の姿が目立つ国家戯劇院前が、印象的だった。

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       雨つづきだっただけに、夕焼けが目に沁みる

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日本よりも”若者率”が高い気がする

その後、永康街のオシャレな店をいくつか覗き

喫飯食堂で台湾小皿料理に舌鼓を打つ。

台湾はレストランの偏差値が高く、ハズレだった記憶はほとんどない。

この夜も、素材の味を生かした海鮮料理に幸せ気分。

やはり、食事がいいと、それだけで「来てよかった!」と感激してしまう。

さすがは台湾。イタリアと並ぶ《二大グルメ国家》だった。

 

すっかり満足した後は、めぼしい書店を訪ね歩き

この日目標にしていた「台北市内バス案内」をチェック。

今回の台北観光では、路線パスをめいっぱい活用して巡るつもりだったのだ。

地球の歩き方」にも、それらしきガイドブックが乗っていたので

簡単に入手できるだろうと思っていたのだが・・

どこへ行っても見つけられず。

あちこちさ迷ったあげく、西門街の広い誠品書店で店員さんに訪ねても

やっぱり首を傾げ、スマホのアプリを使うよう勧められてしまう。

なんでもかんでもオンライン時代。

あっさり廃刊になってしまったのかもしれない。

 

ともあれ、気がつけば夜も10時近く。

ホテルへ戻ろうと疲れた足を踏み出すと、目の前にカルフールの巨大なビルが。

「せっかくだから、見るだけ見ようか」

相方にそう言って、冷やかし気分で店内へ。

すると、閉店直前だというのに、5?フロアの店内は地元の人でいっぱい。

なんでこんなに・・と思って、お土産候補の値札を見てみると

――今日チェックしたどの激安店よりも、確かに安い!

 

残念ながら閉店間際だったので、詳しく調べる余裕はなかったが

明日以降の〈お土産品購入〉に関して

ここカルフールは、外せない「要チェック店」の仲間入りを遂げたのだった。

 

ではでは、またね。