2019年9月26日(木)
たまプラーザ6時過ぎのリムジンバスで羽田空港へ。
国際線旅客ターミナルでチェックインを済ませ
免税店で「ラグビーワールドカップの限定タオル」を見つけて購入。
4Fのスカイラウンジで一息ついて
エバー航空BR189 1050発⇒1330松山(台北)到着に搭乗する。
さすがに台湾は5~6度目になるので、ほとんど緊張感はない。
松山空港到着後、円から台湾元へと両替。
プリペイドSIMカード(4日間)も、千円程度で購入。
また、空港内のキオスクで『悠遊上下』カードのチャージも完了。
ほとんど国内旅行並みのスムーズさで、いざ台北市内へ。
MRT松山機場から忠孝復興駅へ。
ちょっと分かりにくい場所にあり、10分ほど行ったり来たり
大通り沿いのバス停から1062番「金瓜石」行きバスに乗り
途中から雨が降り出し、やがて土砂降りになるが
90分ほどで、目指す九份老街に到着&下車。
所々から雨が流れ落ちてくるアーケード基山街を
スマホのグーグルマップを片手にさまようこと十数分。
なんとか、今夜の宿にたどりつく。
すでに入口には愛想のいいお姉ちゃんが待っていて
笑顔で迎えて、部屋へと案内してくれた。
ところが・・「はいどうぞ!」と招き入れてくれた部屋は
予約しておいたスイーツルームではなく
半地下ともいえる石壁の暗~い部屋。
あれれ?と、予約票を確認し
「やっぱり違う部屋だよな~」と首をかしげると
手にしたスマホの翻訳アプリを使って
「午後6時でほとんどの店が閉まってしまう」
「明日の朝食はドアの脇にある外のボックスに入れておきます」
などなど、立て続けに確認事項をまくしたててくる。
そんなこんなで、あわただしく受け答えしているうちに
部屋の件を確認する機会を逃してしまうハメに。
結局、予約票も見せられないまま、半地下の部屋に留まってしまった。
どうして予約書を見せて「私たちはスイーツを予約した。部屋を替えてくれ」
と訴えられなかったのか。
スーツケースを転がし、土砂降りの狭いおんぼろアーケードを右往左往して
いいかげんバテていたり、翻訳アプリがうまく作動せず
お姉ちゃんが首を傾げながら何度も入力&翻訳を繰り返したりと
言い訳はいろいろ並べられるが
確認さえすれば、眺めのよい2階のスイーツルームに移れたのに・・。
時折顔を出す”ここぞというときの押しの弱さ”が、今回も露呈してしまった。
にしても、なぜ彼女は何も確認せず問答無用に半地下室へと案内したのだろうか?
(夜になってスイーツルームへの階段を登って見たが、誰も止まっていなかった。
そりゃそうだよ。俺たちが予約してたんだから)
結局、この時の「タラレバ」がず~~っと尾を引き
旅の楽しさが2割ぐらいは差し引かれてしまったのだった。
それでも、さすがに一晩中部屋でいじけ続けるわけはなく
夕暮れの九份老街へ散策に出発する。
相変わらずの降ったりやんだりが続く細い商店街を行ったり来たり。
(後で知ったが、東の海上に台風が接近中だった)
予想通り7時頃までは観光客でごったがえしていたが
その後一気に人口密度が下がり、のんびり過ごすことができた。
展望の良い席でかき氷っぽいタロイモ団子を食べたり
ピラミッド型のチャーハンが美味しい飯店でゆっくり夕食をいただく。
夜9時過ぎ。
またまた最前の失敗を悔やみつつ、宿の部屋に戻る。
予約した「スイーツ」でなかったため、ベッドはダブルひとつだけ。
当方のイビキがうるさいので、ソファで寝ることを申し出たが
相方は「いいよいいよ」とベッドを譲ってくれた。
こういうときにグチグチ文句を言ってこないので、すごく助かっている。
ともあれ、九份泊りは今夜だけ。
・・たけど、やっぱり悔しかったな~
いつかリベンジせねば!
ではでは、またね。