ベルギー&フランス旅行 2017・5・29-6・5 5日目 セーヌとガレットと墓地めぐり Ara-kanふたり旅 

2017年6月2日(金)

f:id:utatane-do:20200902221009j:plain

25年ぶりのノートルダム寺院

朝いちばん、メトロに乗ってバスティーユ下車。

途中のパン屋さん(外のテーブル)で軽く朝食を済ませ、アリーヴルの市場へ。

新鮮な農作物を眺めて歩く。

この旅で食べたかった白アスパラガスを発見!

しかし予想を超える値段設定にショック。

もう少し物価の安い国(イタリアorスペイン)で再チャレンジしよう。

f:id:utatane-do:20200902221111j:plain

パリはパン屋もオシャレに見える

f:id:utatane-do:20200902221248j:plain

憧れの白アスパラガス・・この旅でも食べられず

そのままセーヌ河畔に出て、サン・ルイ島を左に見ながら岸辺をぶらぶら。

車で走っていないので、静かで気持ちいい。

せっかくだからノートルダム寺院に入ろうか・・

なんて話していたら、敷地をひと巡りするような長蛇の列に愕然。

前来た時は、待ち時間ゼロで楽々入れたのに。

やっぱ観光客の数が半端ない。

それも半分ぐらいがフロム・チャイナか、中国語が飛び交っている。

人だらけの教会に入っても疲れるだけだと諦め、立ち去ろうとすると

ヨーロッパ系の中年カップルに呼び止められ、写真を撮る。

お返しに、ノートルダムをバックにしたツー・ショットを撮ってもらった。

f:id:utatane-do:20200902221414j:plain

やっぱりセーヌ河畔は 憩いの場所

f:id:utatane-do:20200902221516j:plain

今回の旅で見つけた ベスト・ペイント

シテ島からカルチェラタンにかけ

ガイドブックに出ていた気になるお店を見て回るが、それにしても暑い!

途中で買ったジュースを分け合いながら、立ち止まるきっかけをなくしたまま

サンジェルマンデュプレからモンパルナス駅まで歩き通してしまう。

美術館か博物館にでも入れば良かったか、と後悔しつつも

「パリで一番おいしいクレープ屋」という評判だったティ・プレイズに入り

ひとやすみをかねて、ゆっくり昼食を摂ることに。

ブルターニュ名物のガレットとシードル(りんご酒)は期待以上の美味!

ようやく、パリにきてよかったと実感できた。

その後、会計を済ませたところで突然スコールになり

しばらく店先のテラス席で時間を潰したが、嫌な顔ひとつされなかった。

f:id:utatane-do:20200902221617j:plain

一番印象に残っている 手頃で美味しい食べ物・ガレット

f:id:utatane-do:20200902221806j:plain

ブルターニュの人が経営しているから? 素朴でのんびり

分ほどで雨はあがる。

今回の目的のひとつにしていた〈市内バスの旅〉にチャレンジ。

モンパルナス駅前のバス停から、モンマルトルを目指す・・

が、途中の下車ポイントがわからず、市内北部の終点まで乗ってしまう。

めげずに折り返しに乗車。モンマルトル墓地前で降り、散歩がてらの墓場巡りへ。

入り口に置いてあった地図を手に、緑深く広々とした墓地をゆっくり回る。

ベルリオーズ、デュマ、スタンダールなどなど

思い入れのある人の墓を見つけては、しばしたたずむ。

喧騒渦巻くパリの真ん中で、エアポケットのような静けさにホッとする。

f:id:utatane-do:20200902221921j:plain

緑地公園&散策スポット モンマルトル墓地

f:id:utatane-do:20200902222124j:plain

幻想交響曲」の作曲者

f:id:utatane-do:20200902222203j:plain

この人のお墓もありました

f:id:utatane-do:20200902222243j:plain

モンマルトル墓地の守り神?

墓地を出てから、モンマルトルの丘へと、坂道を登っていく。

四半世紀前、相方の両親と5歳&3歳ぐらいの娘2人と一緒に訪ねたことがある。

その時は、サクレクール寺院近くのテラス席で、早めの夕食を楽しんだ。

さて、いまはどうなっているだろうか・・・

迎えてくれたのは、縁日のような人・人・人。そして喧騒。

文字通り芋を洗うような観光客ラッシュ。

けたたましく笑い、大声で呼び交わす中国人のみなさんを見ていると

あの、賑やかななかにも落ち着きのあったモンマルトルの丘が

まるで人気テーマパークのように思えるのだった。

わずか5分でげっそりし、丘を降りる。

f:id:utatane-do:20200902222431j:plain

宿の窓から虹を見る パリっぽくない風景

再度、地下鉄を乗り継ぎ、宿近くのスーパーで明日の朝食&水などを購入。

いったんホテルに荷物を置いて

前日気になっていた「隣のベトナム料理店」で夕食をとる。

さすがの人気店! こっちのほうが雰囲気がいいし、味もよし!

f:id:utatane-do:20200902222540j:plain

オリジナルの味に近いベトナム料理 ここは旨かった

f:id:utatane-do:20200902222644j:plain

ごちそうさまでした・・

食べ終わると、夜10時近く。

長いパリの初夏も、ようやく暮れようとしていた。

 

 

という感じで、さんざっぱら歩いたり迷ったりした割には

とりとめのない一日を過ごしてしまった。

早いもので、明日はもう、自由に動きまわれる最終日だ。

ぜひとも、「これを見た!(やった!)」と言えるようにしたい。

 

ではでは、またね。