2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

本当に怖ろしいのは「地球温暖化」ではない。【寒冷化】だ。 MakeMakeの読書記録

地球温暖化が進んでいるとは思えないほど 寒風吹きすさぶ毎日が続いている。 先日フンガ・トンガ=フンガ・パアパイ火山で発生した大規模噴火によって 大気圏に粉塵がばらまかれた結果、太陽光が遮られ 今後は地球規模で「寒冷化」に傾いていく、という見解…

"予定調和"とのズレが魅力 『江戸彩り見立て帖 色にいでにけり』坂井希久子 周回遅れの文庫Rock

ひとたび、本篇最初の一文に目を落としたら、運のツキ。 文字を追う眼が、ページを繰る手が、止まらない。 あっ・・・という間に、最終ページまで読了。 代わりに2時間半の人生を差し出していたことに、気付かされる。 ――この読みやすさ、いったいなんなの…

40年ぶりの感動は、少し遅れてやってきた 『ポーの一族 春の夢』『ユニコーン』『秘密の花園1・2』萩尾望都 周回遅れのマンガRock

いまだ多くのピースが埋まらぬまま だからといって、あっさり捨て去ることもできず 頭の片隅にしまい込んでいた、壮大なジグソー・パズル。 まさかそれが40年後、再び新たなピースを創り始めるなんて・・! 『春の夢』扉ページの見返しに記された〈作者の…

「沖縄4日間」改め「房総3日間」へ  Make-Makeの"ちょっとそこまで"

オミクロン株パンデミックのあおりを受け 本日(25日)からの4日間で予約していた沖縄旅行は 中止せざるを得なくなった。 20%のキャンセル料(といっても1万ちょい)は痛かったが、仕方ない。 それでも相方が「近場なら万一感染しても大事にはならな…

異国で右往左往する"幸せ" 『12万円で世界を歩くリターンズ(赤道ほか編)』『同(タイほか編)』下川裕治 周回遅れの文庫Rock

旅のスタイルに共通点が多いせいもあり 何十年も前から、著者の本を読み続けている。 本書は、長年バックパッカースタイルの旅を続けている彼が 30年前に実行した「総額12万円でどこまで行って帰って来られるのか」という 少々無謀な企画(『12万円で世界…

さらばエミレーツ ポルトガルふたり旅 2016.6.7-13 6・7日目 リスボン⇒ドバイ⇒成田

2016年6月12日(日) リスボン⇒ドバイ⇒成田 ありがとう、ポルトガル。また会う日まで・・ 帰国便の出発時刻は、午後2時15分の予定。 とはいえ、2時間前までに空港に着く必要があるので 観光に充てる余裕など、なきに等しい。 むろん、明け方出発…

ベレンの塔に見惚れ、住宅街の"熱狂"に揺れる  ポルトガルふたり旅 2016.6.7-13 5日目(その2) エヴォラ🚌⇒リスボン

2016年6月11日(土) リスボン⇔エヴォラ 夕景とベレンの塔、絶妙のコラボレーション バスの車内で吐き気&尿意のタッグチームと闘うこと、一時間半あまり。 なんとか無事に、終点リスボンのセット・リオス・バス・ターミナルへと帰還。 すぐさま有料…

人骨の"におい"に悪酔いする ポルトガルふたり旅 2016.6.7-13 5日目(その1) リスボン🚌⇒エヴォラ

2016年6月11日(土) リスボン⇔エヴォラ 5000人分の人骨が、待っていた! 昨夜、行儀よく静かにしていたブラジルの高校生たちに混じって朝食を摂る。 この日は、リスボンからバスで1時間半ほどのエヴォラという小都市まで 行って戻ってくるとい…

リスボンの"きまぐれ"路面電車に右往左往 ポルトガルふたり旅 2016.6.7-13 4日目(その3) ポルト⇒コインブラ⇒リスボン

5年半前!の「旅の記録」が、4か月前に中断したままだった。 収まりが悪いので、サクッと書いてしまおう。 ※なぜかこの部分のみ、撮影したはずの写真データが見つからなかった。 それもあって、なかなか書く気になれなかったのだ。 (翌日以降に関しては、…

実は"中高年向き"! 『東京タラレバ娘 全9巻+リターンズ』『同2 全6巻』東村アキコ 周回遅れのマンガRock

「結婚できないアラサー女」のリアルな生態を赤裸々に描き出し 似たような状況に悩む女性読者たちの圧倒的な支持を得た、大人気シリーズ。 テレビドラマでも注目されたから、題名くらいは知っていることだろう。 1、2シリーズともに、主人公は 容姿・性格…

ベストセラーの秘訣は、"対岸の火事"にあり! 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ 周回遅れの文庫Rock

古くは「火事場に群がる野次馬」 少し前なら、テレビの「衝撃映像100連発(?)」が人気を集めたように 私たち人間は、"対岸の火事"を見物するのが大好きだ。 なにせ、ヤラセも過剰演出もないハラハラドキドキの"リアルな現場"を 我が身に火の粉が降りか…

"いまを楽しく生きる力"が湧いてくる 『わが盲想』モハメド・オマル・アブディン 周回遅れの文庫Rock

読み終えたときに抱いた率直な想いは 日本の若い人も、この著者のように前向きに生きてゆけば いじめ・自殺・未婚・少子化などの社会問題も、ここまで悪化しなかったのでは。 ・・という、極めて能天気な感慨だった。 実際、本書で知った彼(アブディン)の…

ユーグレナモールの土産物店は"お買い得"! 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 4日目(その6)名蔵湾岸(アンパル附近)⇒えいこ鮮魚店ふたたび

2021年12月8日(水) とうふの比嘉~みんさー工芸館~宮良川ヒルギ群落~のばれ岬観光農園~玉取崎展望台~明石付近~平久保崎~吹通川ヒルギ群落~ぱぱ屋②~名蔵湾岸~えいこ鮮魚店②~ユーグレナモール(土産物店街) "3度目の日没"は、ホテルの自…

吹通川で3度目の"楽園気分" 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 4日目(その5)平久保崎灯台⇒吹通川ヒルギ群落⇒ぱぱ屋

2021年12月8日(水) とうふの比嘉~みんさー工芸館~宮良川ヒルギ群落~のばれ岬観光農園~玉取崎展望台~明石付近~平久保崎~吹通川ヒルギ群落~ぱぱ屋 石垣島の"ひょうきん者"、ミナミトビハゼと再会。 "行っただけ"のそっけなさで平久保崎(しか…

ムラサキサギ(幼鳥)に遭遇! 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 4日目(その4)玉取崎展望台⇒明石付近の農道⇒平久保岬灯台

2021年12月8日(水) とうふの比嘉~みんさー工芸館~宮良川ヒルギ群落~のばれ岬観光農園~玉取崎展望台~明石付近~平久保岬 ムラサキサギの幼鳥、初ゲット!!(間違ってたらスマン) モヤモヤした気分のまま、走っていたからだろう。 次の目的地…

"ガッカリ大賞"は「上げ底フロート(のばれ岬観光農園)」に決定! 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 4日目(その3)宮良川ヒルギ群落⇒のばれ岬観光農園

2021年12月8日(水) とうふの比嘉~みんさー工芸館~宮良川ヒルギ群落~のばれ岬観光農園 右が問題の「超上げ底パフェ」。店の雰囲気が良かっただけに、残念だ。 ミンサー工芸館から東に走ること、10分足らず。 アッという間に、宮良川ヒルギ群落…

「みんさー織文庫カバー」が今回の"おみやげ大賞"! 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 4日目(その2)みんさー工芸館⇒宮良川ヒルギ群落

2021年12月8日(水) とうふの比嘉~みんさー工芸館~宮良川ヒルギ群落 2007年の"新作みんさー織"「ニライカナイ」。一番有名なデザインかも。 「手織りしおりプレゼント(おひとり様1枚)」の誘い文句に引き寄せられて ひょこっと立ち寄った、…

絶品ゆし豆腐は"オカズ"にならない。 石垣島ふたり旅 2021.12.5-9 4日目(その1)とうふの比嘉⇒みんさー工芸館

リベンジ成功!「とうふの比嘉」のロゴマーク? 昨年暮れで停まっていた「石垣島旅」の続きを、やってしまおう。 ちょうど1か月前の日付からのリスタートになるし。 それにしても、年末年始十日足らずの間に感染状況が偉いことになってきた。 この分だと、…

必ず"2巻セット"で読もう 『烏に単は似合わない』『烏は主を選べない』阿部智里 周回遅れの文庫Rock

本日もまた急増の一途をたどる新型コロナ感染者数のニュースが 久々に首都圏を襲った大雪?報道をしのぐ勢いで ここぞとばかり「危機」と「恐怖」を煽っているようだ。 しかしどのニュースも予想の範囲内であり、すでに結論も出しているので これ以上言及す…

オミクロン株感染者急増!の、いまが"罹りどき"かも 本日の”なんだかなぁ”

一回だけ言及して切り上げるつもりだったが わずか1日の間に、猛烈なスピードで感染者数が増えたみたいなので この際、2年前からず~~っと考えていたことを書いてしまおう。 まず、新型コロナによる世界的なパンデミックは 先進国で深刻化する高齢者急増…

「恐怖」をネタに稼ぐ"新型コロナ成金"の高笑いが止まらない 本日の”なんだかなぁ”

国内の新規感染者数が3か月ぶりに1000人を突破! 千年一日の如く、以前と比較した感染者数ばかりにスポットを当て 号外でも配りかねない大騒ぎをおっ始めた、マスコミ各社。 しかし、そのいっぽう。 本日(1月4日付け)朝刊の第一面には、思わず二度…